18時間45分飛行 世界最長路線用のA350-900ULR、シンガポール航空に納入 エアバス

18時間45分飛行 世界最長路線用のA350-900ULR、シンガポール航空に納入 エアバス

シンガポール航空に納入されたA350-900ULR初号機。「ULR」はUltra Long Range(超長距離)を意味する(画像:エアバス)。

シンガポール航空がA350-900ULR初号機をエアバスから受領。世界最長路線に就航する予定です。

シンガポール〜ニューヨーク線に就航予定

 エアバスは2018年9月25日(火)、超長距離型のA350-900ULR初号機を、22日(土、仏トゥールーズ時間)にシンガポール航空へ引き渡したと発表しました。

 中型ワイドボディ機A350 XWBの派生型であるA350-900ULRは、航続距離最大9700海里(約1万8000km)、あるいは20時間以上のノンストップ飛行が可能。民間航空機のなかで最も長い距離を飛行できるといいます。A350-900の派生型であり、おもに燃料システムを改良。燃料を2万4000リットル多い16万5000リットル搭載可能とし、また、ウイングレット(主翼の端の立った部分)を延長するなど空力技術の改良も施しています。

 シンガポール航空はこのA350-900ULRを7機発注。客室はビジネスクラス67席とプレミアムエコノミー94席の2クラスが設けられます。

 同機は10月11日(木)に、シンガポール〜ニューヨーク線に就航する予定です。なお、エアバスによるとこの路線は、平均飛行時間が18時間45分で、旅客機による商業飛行路線としては最も長い運航距離といいます。シンガポール航空はニューヨークに続き、ロサンゼルスとサンフランシスコへのノンストップ便も就航させる予定です。

【画像】超長距離型「A350-900ULR」の概要

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