会場を埋め尽くす鉄道模型! 静岡「グランシップトレインフェスタ」スタート

会場を埋め尽くす鉄道模型! 静岡「グランシップトレインフェスタ」スタート

運転体験に対応したレイアウトも設置された「グランシップトレインフェスタ2019」会場(2019年5月11日、草町義和撮影)。

「日本最大級の鉄道イベント」といわれる「グランシップトレインフェスタ2019」が、静岡市内でスタート。会場いっぱいに敷き詰められた線路の上を、新旧さまざまな模型車両が駆け抜けていけました。

「見る」だけでなく「運転」もできる!

 鉄道模型を中心としたイベント「グランシップトレインフェスタ2019」が2019年5月11日(土)、東海道本線 東静岡駅に隣接する静岡県コンベンションアーツセンター「グランシップ」(静岡市駿河区)で始まりました。

 1階の大ホールを中心に鉄道模型の線路(レイアウト)が敷き詰められ、東海道・山陽新幹線N700AやEF66形電気機関車がけん引する寝台特急「富士・はやぶさ」、皇室専用のお召し列車など、全国各地を駆け抜けた新旧さまざまな鉄道車両の模型が会場内を走りました。

 市街地や田園地帯など線路周辺の景色も再現したジオラマ付きのレイアウトや、一般参加者が模型車両の運転を体験できるレイアウトも一部に設置。運転体験に対応したレイアウトでは、子どもが鉄道模型のコントロール装置を熱心に操作している姿がみられました。

 また、1階大ホールのレイアウトは、3階観客席から見ることも可能。模型車両が走る姿を眺めながら昼食を食べている一般参加者の姿も見られました。

 このほか、静岡県内で実物の鉄道路線を運営しているJR東海、JR貨物、伊豆急行、伊豆箱根鉄道、岳南電車、静岡鉄道、大井川鐵道、遠州鉄道、天竜浜名湖鉄道なども参加。鉄道車両のペーパークラフトなど、各社オリジナルのグッズなどが販売されていました。

 鉄道ファンとして知られる「女子鉄アナウンサー」こと久野知美さんとホリプロマネージャーの南田祐介さんも、「トレフェス」参加者向けの臨時列車に乗って会場へ。「ふじのくに鉄道トーク」と題し、静岡県内の鉄道の魅力を語りました。

実物と同じ「新線開通式典」も

「グランシップトレインフェスタ」は、静岡県文化財団や鉄道模型の愛好家団体「静岡HOクラブ」が毎年5月に開催している、鉄道模型を中心とした鉄道イベントです。グランシップのオープンを機に2000(平成12)年にスタート。2018年の来場者数は2万8567人で、「日本最大級」の鉄道イベントといわれています。

 20回目となる今回は約30の鉄道模型団体が参加し、一般公開に先立つ午前9時40分から、参加団体による「開通式」を1階大ホールで開催。静岡県文化財団の鈴木壽美子理事長が実物の新線開業式典と同様、レイアウトの線路上に設置されたテープをはさみでカットしました。

 静岡HOクラブ代表の河村正幸さんによると、「展示内容は(20年前と)あまり代わり映えしないように見えるかもしれませんが、新しい車両を導入したり、車両を走らせる技術が新しくなったりと、この20年間で少しずつ変わってきています」と話します。たとえば、模型車両がレール上を走るときの音も「より実物に近い音を出すための技術が発達しました」といいます。

「グランシップトレインフェスタ2019」は入場無料。2019年5月12日(日)まで開催されます。

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