大阪発着の高速バス「G20サミット」前後4日間で運休多数 大阪府警「電車の利用を」

G20大阪サミット開催にともない大阪発着の高速バスの運休多数 電車利用を呼び掛け

記事まとめ

  • G20大阪サミットで大規模な交通規制が実施されるが、高速バスにも影響を及ぼしそうだ
  • 前後4日間は多くの高速バスが運休する見込みで、大阪発着の路線で運休などが発表
  • マイカーでなく公共交通の利用が呼び掛けられており、大阪府警は電車利用を推奨

大阪発着の高速バス「G20サミット」前後4日間で運休多数 大阪府警「電車の利用を」

大阪発着の高速バス「G20サミット」前後4日間で運休多数 大阪府警「電車の利用を」

大阪駅高速バスターミナルに停車する「松山エクスプレス大阪号」。サミット期間中は大阪府内のバス停への乗り入れを取りやめるとのこと(画像:tktktk/123RF)

大阪府内で2019年6月、「G20大阪サミット」の開催にともない大規模な交通規制が実施されますが、高速バスの運行にも大きな影響を及ぼしそうです。サミット期間とその前後、大阪発着の路線で運休などの発表が相次いでいます。

大阪発着のJR高速バス、4日間軒並み運休か

 2019年6月28日(金)と29日(土)の2日間、大阪府内で37の国や機関が参加する国際会議「G20大阪サミット」が開催されます。これにともない、府内ではその前後の日にまたがる大規模な交通規制が敷かれます。

 阪神高速の1号環状線を中心とする区間や、関西空港連絡橋などでは、6月27日(木)から30日(日)までの4日間、各日とも早朝から深夜まで(区間により変動)通行止めとなるため、多くの高速バスが運休する見込みです。

 西日本ジェイアールバスは5月13日(月)、京阪神〜東京線および京阪神〜横浜線について、6月27日(木)から30日(日)までの4日間に運行される便で座席の発売を見合わせると発表しました(東京または横浜を26日に発車する夜行便を含む)。追ってジェイアール東海バスも5月16日(木)、名古屋と大阪を結ぶ「名神ハイウェイバス大阪線」について、同期間中に出発する便の発売を見合わせると発表しています。

 四国と大阪を結ぶ路線も、6月27日(木)から30日(日)までのあいだで運休することが相次いで発表されています。ジェイアール四国バスは5月14日(火)、高松〜大阪線、徳島〜大阪線、高松〜関西空港線を全便運休(6月30日の夕方、夜に関空を出発する高松便は運行)すると発表。他社においても同様で、たとえば徳島県と大阪を結ぶ路線は、ほぼ運休となる見込みです。このため、徳島〜大阪線などを運行する徳島バスや四国交通は、神戸発着路線の増便や増車を検討するとしています。

 大阪〜徳島線や関西空港発着便などを運行する南海バスは、2019年5月16日(木)時点で最終的な運行計画は検討中としつつ、「関空連絡橋が閉鎖されるなど、通常の運行はまず難しくなりますので、影響は大きい」といいます。高速バスの予約は多くの場合、乗車日の1か月前から可能になるので、今後、運休や運行計画の変更を発表するケースが増えるかもしれません。南海バスも「遅くないうちに発表したい」とのことです。

一般の路線バスも影響大

 また、一部の長距離夜行バス路線では、運行計画を変更して期間中の運行を継続するケースもあります。

 たとえば水戸〜京都・大阪線の夜行バスを運行する関東鉄道は、6月26日(水)から29日(土)に水戸を出発する便、27日(木)から30日(日)に大阪を出発する便について、大阪府内の停留所(梅田、近鉄なんば駅西口、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)を休止し、京都駅発着にするそうです。

 大阪府警などの関係機関では、6月27日(木)から6月30日(日)の交通総量を平日通常時の50%に削減する目標を掲げています。このため、マイカーではなく公共交通の利用を呼び掛けていますが、大阪府警の交通規制課は「特に電車を利用してほしい」といいます。5月16日(木)時点で、JRおよび私鉄各社からはサミットとその前後においても、運休予定などの情報は入っていないといいます。

「高速道路だけでなく、一般道でも交通規制や検問が発生しますので、路線バスの運行にも大きな影響が出ます。また鉄道の混雑を緩和するため、6月27日(木)と28日(金)は府内の公立学校(小・中・高とも)もすべてお休みです」(大阪府警交通規制課)

 なお、大阪府警によると7月1日(月)についても、前4日間ほどではないものの、数か国の関係者が大阪に残留する可能性があるため、一時的に交通規制がかかることもあるとしています。

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