パンクしない「エアレスタイヤ」市場投入へ 乗用車用を2024年に ミシュラン

パンクしない「エアレスタイヤ」市場投入へ 乗用車用を2024年に ミシュラン

シボレー「ボルトEV」に装着されたミシュランのエアレスタイヤ「アプティス・プロトタイプ」(画像:日本ミシュランタイヤ)。

建設機械用は、もう発売されています。

 日本ミシュランタイヤは2019年6月14日(金)、乗用車向けの「エアレスタイヤ」を、早ければ2024年にも市場投入すると発表しました。

「エアレスタイヤ」は空気充填が不要なタイヤのこと。路面と接地するトレッド面を支えるサイドウォール(側面)が、複合材に置き換えられています。日本ミシュランタイヤは、「画期的な構造や複合材料およびホイールアセンブリーにより、タイヤのパンクや破裂などの運転上の大きなリスクを取り除くことができます」と説明しています。

 ミシュランが開発中の乗用車用エアレスタイヤは、2019年6月上旬にカナダで開催された「Movin’On 2019 サミット」で「アプティス・プロトタイプ」として発表されました。この「アプティス」を今後、アメリカのGM(ゼネラルモーターズ)とともに、まずシボレー「ボルトEV」などに装着して実証実験を行っていくそうです。

 ミシュラングループ研究開発部門 執行副社長のエリック・ヴィネスさんによると、今後は自動運転車やシェアリング車両など、どのような用途であれ、車両の稼働効率を最大限に高めるためメンテナンスゼロ、もしくはほとんど必要としないタイヤが求められるとのこと。「『アプティス・プロトタイプ』は、未来の乗用車に合わせて設計され、すでに登場している新たな形態のモビリティにも十分に対応していきます」としています。

 ちなみに現在、国内外の各社がエアレスタイヤの研究開発を進めていますが、ミシュランでは建設機械用をすでに発売しており、2019年中にはこれを日本市場にも投入するそうです。

【写真】エアレスタイヤ、どんな構造?

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