貸出手続きスマホで完結 ニッポンレンタカーが新サービス 背景に従業員の働き方改革

貸出手続きスマホで完結 ニッポンレンタカーが新サービス 背景に従業員の働き方改革

ニッポンレンタカーの営業所内に用意された「セルフレンタカー」対象車種(画像:ニッポンレンタカーサービス)。

24時間営業廃止を補うサービスだそうです。

「ニッポンレンタカー」を展開するニッポンレンタカーサービス(東京都千代田区)が2019年7月17日(水)から、首都圏の33営業所において「セルフレンタカー」サービスを開始しました。スマートフォンの「ニッポンレンタカーアプリ」を通じ、利用者が出発・返却の手続きをスマートフォン上で完結し、店頭での手続きを不要にするものです。

 利用できる車両は、導入店舗の駐車場に用意された「セルフレンタカー」専用車です。「ニッポンレンタカーアプリ」から予約を行い、現地においてアプリからクルマのロックを解除し、グローブボックス内にあるキーを使って出発。返却時もアプリを通じてクルマをロックし、利用終了となるそうです。なお、「セルフレンタカー」の利用には「ニッポンレンタカーアプリ」の会員登録が必要です。

 導入の背景には従業員の「働き方改革」があるといいます。ニッポンレンタカーは2018年12月に24時間営業を廃止し、早朝や深夜出発のニーズに対しては、カーシェアを提供してきましたが、レンタカーの24時間営業復活を望む声も多かったそうです。そうしたニーズに応え、かつ従業員の負担を軽減する手段として「セルフレンタカー」を導入したといいます。

「カーシェアの仕組みでは走行距離に応じた料金がかかるため、レンタカーの仕組みで同様のサービスを提供することとしました。既存の営業所を活用することで、多様な車種にサービスを拡げていくこともできます」(ニッポンレンタカーサービス)

 ただし当面は試験導入の位置づけで、「セルフレンタカー」の出発・返却は各営業所の営業時間内に限定、対象車種も1300ccから1500ccクラスのコンパクトカーだけだそうです。今後、利用動向などを検証しつつ、利用可能時間を24時間に拡げ、対象車種もワゴン車や商用車など順次増やすといいます。2019年12月末までに全国1500台へ拡大する計画だそうです。

 なお、通常のレンタカーと同じく、ガソリンは満タンにして返却するのが原則です。給油せず返却した場合は、店頭スタッフが距離に応じて清算します。ニッポンレンタカーサービスは今後、給油確認の方法なども検討していくといいます。

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