国内空港で初 関空が「力を使わない止血帯」ターニケットを導入

国内空港で初 関空が「力を使わない止血帯」ターニケットを導入

AEDボックスのなかに設置(画像:関西エアポート)。

日本では自衛隊が導入し、消防庁も導入を進めているという、力を使わず素早く止血が可能な止血器具「ターニケット」を関西空港が日本国内の空港で初めて導入します。

第1、第2ターミナルビルのAEDボックス内に設置

 関西空港と伊丹空港を運営する関西エアポートは2019年7月24日(水)、関西空港に止血帯「ターニケット」を設置したと発表しました。日本国内の空港の導入は初めてといいます。

 ターニケットは緊縛止血の道具で、圧迫止血でも止まらない出血の応急手当で使います。手足で出血箇所より心臓に近い位置に巻き、締め上げるだけで、力を使わず素早く止血することが可能です。アメリカでは、2013(平成25)年のボストンマラソン爆弾テロ事件で活用され、多くの人の救命につながったといいます。

 関西エアポートによると、日本国内では2012(平成24)年から自衛隊に導入されており、最近では、東京オリンピック・パラリンピックに向けて消防庁も導入を進めているとのこと。空港でも万が一の際に応急手当を行えるよう、りんくう総合医療センター(大阪府泉佐野市)と協力し導入したといいます。

 ターニケットの設置場所は、第1、第2ターミナルビルの各AED(自動体外式除細動器)ボックス内。設置個数は、約100個です。関西エアポートは今後、定期的にターニケットの講習会を開催し、社員をはじめ空港関係者が広く扱えるよう指導を行うとしています。

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