登山電車みえるベランダ 強羅にリノベーションホテル「箱根ゆとわ」 源泉かけ流しバス

登山電車みえるベランダ 強羅にリノベーションホテル「箱根ゆとわ」 源泉かけ流しバス

共用スペースの「ライブラリー」(2019年8月3日、大藤碩哉撮影)。

箱根登山鉄道の強羅駅近くに、企業の保養所や研修所であった物件をリノベーションしたホテル「箱根ゆとわ」が誕生。小田急グループ初となる強羅地区のホテルで、共用スペースに工夫をし、滞在が楽しくなる仕掛けをしたといいます。

迷路のような館内

 箱根登山鉄道の強羅駅から徒歩5分の場所に2019年8月11日(日)、リノベーションホテル「箱根ゆとわ」(神奈川県箱根町)が開業します。それに先立ち8月3日(土)、内部が報道陣に公開され、山口昇士箱根町長を招いての開業式典が行われました。

「箱根ゆとわ」は、もともと企業の保養所や研修所であった物件をリノベーションしたホテルで、運営は小田急リゾーツ。強羅地区に小田急グループがホテルを展開するのは初めてのことです。

 名称である「ゆとわ」の由来は「you」と「輪」。「湯」をイメージする温もりやゆったりとした佇まいのなかで、お客様(you)に大切な人とのつながり(輪)を育み、上質な滞在時間を楽しんで欲しいとの思いが込められています。

 フロントの天井は、箱根町の伝統工芸でもある寄木細工をデザイン。床のじゅうたんは移り変わる季節がイメージされ、桜の絵柄に始まり、歩みを進め階段へ進むと徐々にあじさいの絵柄になります。

「箱根ゆとわ」は東棟と西棟、コンドミニアム棟の3棟で構成。コンドミニアム棟には、源泉かけ流しのバスが設置されています。またベランダへ出ると、眼下を箱根登山鉄道の電車が通過する様子が見られます。

各所に滞在が楽しくなる工夫

「箱根ゆとわ」の共用スペースには、足湯や焚き火炉がある「ナカニワ(中庭)」、700冊の蔵書がある「ライブラリー」、追加料金なしでドリンクが利用できるラウンジなど、滞在が楽しくなるような工夫が随所になされていました。

 小田急の担当者は、「思わず写真を撮りたくなるような空間を設けました。共用スペースでお客様は思い思いの居場所を見つけ、集っていただければと思います。ライブラリーの丸い壁のスペースへ入り、自撮り写真をSNSへアップしていただけたら嬉しいです。館内も迷路のようですが、箱根でしか味わえない『非日常』をぜひ体験してください」と話します。

 料金は、東棟と西棟のダブルルームで平日が1万1000円(税込み)から。コンドミニアム棟は、平日2万8000円(税込み)からです。

 4月から宿泊予約を開始していますが、開業初日から連泊が入るなど、順調に予約されているといいます。

関連記事(外部サイト)