東名〜横浜市街地つなぐ首都高「横浜環状北西線」2020年春開通 新料金案まとまる

首都高「北西線」開通後の料金案発表 東名と北西線を連続利用した場合に料金を上乗せ

記事まとめ

  • 首都高速道路が横浜環状北西線開通後の首都高速道路の料金案を発表した
  • 東名と北西線を連続利用する交通に対し、上限料金を1800円に調整するという
  • 横浜青葉JCTと港北JCTをつなぐ横浜環状北西線(北西線)は2020年春に開通する予定

東名〜横浜市街地つなぐ首都高「横浜環状北西線」2020年春開通 新料金案まとまる

東名〜横浜市街地つなぐ首都高「横浜環状北西線」2020年春開通 新料金案まとまる

2020年春に開通する首都高の新線「横浜環状北西線」(画像:首都高速道路)。

東名と北西線を連続利用した場合に、料金を上乗せします。

 首都高速道路は2019年8月30日(金)、横浜市と事業を進めてきた「横浜環状北西線(以下、北西線)」の開通見込みを2020年春とし、「横浜環状北西線開通後の首都高速道路の料金案」を発表しました。この案について、一般からの意見を同社ウェブサイトで募集しています。

 横浜青葉JCTと港北JCTをつなぐ全長およそ7kmの北西線は、東名高速と第三京浜および首都高K7横浜北線を連絡する路線です。開通により東名と横浜市街地・横浜港方面を直結する新ルートが形成され、保土ヶ谷バイパス経由で40分から60分ほどかかっている東名から横浜港までの所要時間は、北西線・北線経由で約20分に短縮されます。現在、北西線はトンネルや橋がほぼ完成し、内装工事を実施している段階とのことです。

 首都高速道路によると、開通にともない料金上の課題が発生するといいます。首都高の料金は現状、普通車のETC利用で上限1300円となっているため、横浜青葉ICから東名を経由して東京都心や埼玉方面へ向かう最短経路よりも、北西線やK1横羽線など首都高を経由して同方面へ向かう距離の長いルートのほうが、料金が割安になってしまうのです。この料金差により、北西線へ迂回利用する交通が増加し、「羽田空港周辺区間の渋滞への影響や、川崎市南部の沿道環境への影響等が懸念されます」(首都高速道路)といいます。

 そこで、首都高への迂回交通を抑制するため、東名と北西線を連続利用する交通に対し、上限料金を1800円に調整するそうです。

 たとえば東名の横浜青葉ICから常磐道に接続する三郷JCTまでの普通車ETC料金は、最短の東名〜首都高C2中央環状線〜6号三郷線経由(56.2km)で1750円(東名430円、首都高1320円)となるのに対し、東名と北西線を連続利用して迂回した場合、1800円となります。なお、いずれも消費税10%を想定した料金です。現金利用の普通車が東名と首都高を連続利用した場合は、走行距離に距離にかかわらず1800円となります。

 首都高速道路は2019年9月12日(木)まで料金案への意見を募集し、国土交通大臣へ向けた申請などの手続きを実施するとしています。

関連記事(外部サイト)