相鉄の電車がJR新宿駅に初乗り入れ 相鉄・JR直通線の開業と「東京直通」に向け試運転

相鉄の電車がJR新宿駅に初乗り入れ 相鉄・JR直通線の開業と「東京直通」に向け試運転

初めてJRの新宿駅に乗り入れた相鉄12000系電車の試運転列車(2019年9月2日、草町義和撮影)。

相鉄線の西谷駅とJR線を結ぶ新線「相鉄・JR直通線」の完成に伴い、相鉄の試運転列車が初めて東京のJR新宿駅に乗り入れました。相鉄とJR東日本の相互直通運転がまもなく始まります。

相鉄キャラクター「そうにゃん」を表示

 JR東日本と神奈川県内の鉄道路線を運営する相模鉄道(相鉄)は、まもなく始まる相互直通運転に向けた試運転を行っています。2019年9月2日(月)、相鉄がJR線への乗り入れ用として導入した新型車両の12000系電車が、JR線の新宿駅に初めて乗り入れました。

 10両編成の相鉄12000系は12時13分ごろ、新宿駅の5番線ホームに入線しました。先頭と側面に設置された案内表示装置には「試運転」の文字と、相鉄のキャラクター「そうにゃん」を表示。周辺の線路を湘南新宿ラインのE233系電車や特急「成田エクスプレス」のE259系電車などが行き交うなか、12000系の「YOKOHAMA NAVYBLUE」(ヨコハマ・ネイビーブルー)という紺色の車体が異彩を放っており、ホームにいた一般の客も珍しそうに眺めていました。

 相鉄は11月30日に相鉄・JR直通線(相鉄新横浜線の西谷〜羽沢横浜国大間)を開業し、同時にJR東日本との相互直通運転が始まります。相鉄・JR直通線やJR東海道本線貨物支線(羽沢線)などを経由して、海老名駅(神奈川県海老名市)と新宿駅を結ぶ直通列車が1日46往復運転される計画。朝ラッシュ時に運転される一部の列車は、埼玉県の大宮方面にも直通します。

 車両は相鉄12000系とJR東日本の埼京・川越線用E233系7000番台電車を使用し、二俣川〜新宿間の所要時間は44分。横浜駅で乗り換える現在のルートに比べて15分程度短縮されます。これまでは相鉄線方面とJR品川駅を結ぶ区間で試運転が行われていましたが、新宿駅まで試運転列車が運転されたのは9月2日が初めてです。

 2022年度下期には、相鉄・東急直通線(相鉄新横浜線の羽沢横浜国大〜新横浜間と東急新横浜線の新横浜〜日吉間)も開業する予定。相鉄はJR東日本に加えて東急とも相互直通運転を行い、ふたつのルートで東京都心への直通列車が走るようになります。

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