外環道「千葉区間」開通から1年半 都心部の渋滞緩和が継続 多方面に効果

外環道「千葉区間」開通から1年半 都心部の渋滞緩和が継続 多方面に効果

外環道の千葉区間は掘割構造の半地下区間が多くを占める(2018年5月、中島洋平撮影)。

東北道〜東関東道は8割が首都高経由から転換!

 国土交通省関東地方整備局およびNEXCO東日本関東支社、首都高速道路は2019年12月25日(水)、外環道の千葉区間(三郷南IC〜高谷JCT)における開通1年半後の整備効果について発表しました。

 同区間は2018年6月に開通しました。これにより都心経由から外環道経由へ交通が転換し、首都高ではC2中央環状線から内側区間(C2含む)の渋滞損失時間が約3割減少。その効果がいまも継続しているといいます。また、東北道と東関東道を行き来する交通は、大型車は約9割、普通車は約8割が首都高経由から外環道経由へ転換したそうです。

 このほか、関東地方整備局は次のような整備効果を挙げています。

・外環道沿線における物流施設の新規立地が120件(約5.5倍)増加(2000年代と2010年代の比較)。
・外環道沿線地域の工業地地価が約12%上昇(2009年と2019年の比較)。
・湾岸地域(市川)からの1時間配送圏域が約2割拡大。圏域内世帯数で110万世帯ぶん増加。
・高速道路から千葉ベイエリアへの出口交通量が6%増加し、埼玉・北関東方面からの観光機会の増加に寄与(2017年9月と2018年9月の比較)
・千葉県(浦安地域)における滞在時間が約150分増加(2019年度の昨年同期比)。
・外環道(国道298号)に並行する県道で交通事故件数が約3割減少し、交通環境が向上(開通前後1年間比較)。

 関東地方整備局ら3者は、「沿線地域における物流施設の増加により地域の利便性が向上」したなどとしています。

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