圏央道「藤沢〜横浜」2025年度までに開通見込み 工事課題解決へ事業費1兆円超に

圏央道「藤沢〜横浜」2025年度までに開通見込み 工事課題解決へ事業費1兆円超に

圏央道の未開通区間「横浜湘南道路」「横浜環状南線」の概要(画像:横浜国道事務所)。

既存区間の延伸部にあたる藤沢〜栄間が先行して開通します。

 国土交通省関東地方整備局 横浜国道事務所およびNEXCO東日本関東支社は2020年1月17日(金)、前日に開催した「第2回 神奈川県圏央道連絡調整会議」の結果を公表。圏央道の未開通となっている神奈川県藤沢市内から横浜市内にかけての区間について、2025年度までに開通する見込みとしました。

 未開通区間は、藤沢IC〜栄JCT間7.5kmが「横浜湘南道路」、戸塚IC〜栄JCT〜釜利谷JCT間8.9kmが「横浜環状南線」として工事が進められています。以前は両路線とも2020年度の開通が予定されていましたが、トンネル部の施工方法や、土中のメタンガスへの安全対策が課題とされ、2019年8月の「第1回 神奈川県圏央道連絡調整会議」で「開通時期を見通すことが困難」とされました。

 今回の第2回会議で、これら課題への対応方針が各事業者から示されました。追加の安全対策などを踏まえて工程を精査した結果、横浜湘南道路の開通は2024年度、横浜環状南線は2025年度となる見込みだそうです。また、両路線の事業費は7320億円から1兆420億円に増える見込みだといいます。

 両路線は、圏央道と横浜横須賀道路や首都高湾岸線をつなぐ区間であり、圏央道に通じる東名や新東名の渋滞緩和効果も期待されているものです。横浜国道事務所およびNEXCO東日本関東支社は両路線について、「成長力を強化する大都市圏環状道路を構成する物流ネットワークであることから、生産性向上等のストック効果が早期に最大限発揮されるよう、財政投融資の活用も含め、有料道路事業の更なる活用を検討してまいりたい」などとしています。

関連記事(外部サイト)