なぜ敢えてそこで?鳥取の秘境に潜む工場見学ツアーがリニューアルする理由を聞いてみた

なぜ敢えてそこで?鳥取の秘境に潜む工場見学ツアーがリニューアルする理由を聞いてみた

「サントリー天然水 奥大山ブナの森工場」

中国地方、最高峰の山、標高1709mの大山。古くから、水の山として人々にあがめられた大山は自然豊かな神秘的な場所だ。その大山の南壁から岡山県との県境に至る烏ヶ山を抱く地域は奥大山と呼ばれ、まさに山奥に潜む秘境の地である。冬は豪雪となる厳しい自然環境であるが、ブナの木が生い茂る森を持ち、水を育む土地としてかなり恵まれている。

その地に「サントリー天然水 奥大山ブナの森工場」がある。“サントリー天然水第三のふるさとは奥大山です。”というキャッチコピーで、年間2500万ケースの生産能力を有し、西日本の市場を守る「サントリー天然水」の工場として稼働している。そして、天然水やフレーバーウォーターの市場拡大とともに、今年の3月より奥大山ブナの森工場も製造ラインの増設を行った。天然水だけだった製造が、フレーバーウォーターの先駆けとも言える「ヨーグリーナ&サントリー天然水」などの生産も行うようになったのだ。

それでは、なぜ秘境とも言える山奥の工場見学ツアーのリニューアルに踏み切ったのか?

「『サントリー天然水』は、南アルプス、奥大山、阿蘇の3水源で構成されているものの、南アルプスのイメージが圧倒的に高く、奥大山についてはほとんど認識されていなかった」と話す広報担当の金井映実さん。

そんななか、天然水のメインとも言える南アルプス白州工場と同様に「サントリー天然水 奥大山ブナの森工場も、もっと盛り上げていきたい!」というサントリー社員や工場で働く人々の声が上がり、工場見学ツアーの大規模なリニューアルに踏み切ったのだ。以前から工場見学ツアーは行っていた奥大山ブナの森工場だが、どのようにリニューアルしたのか。実際に工場見学ツアーを体験してみた。

2017年6月2日からリニューアルオープンした工場見学ツアーの会場は、奥大山の豊かな自然との調和をテーマとした内容で、木のぬくもりが感じられる空間となっている。木材の一部は、工場の敷地を整備する際に得られた木材を使用しており、環境問題への取り組みの様子もうかがえる。

ツアーの目玉となるのは、幅約5mの巨大な奥大山の模型に投影されるプロジェクションマッピングだ。実際に工場周囲の地形を立体模型にしたものがスクリーンとなり、スケールの大きな映像で、奥大山エリアの四季折々の美しく豊かな自然や天然水の製造について学ぶことができる。天然水に関してのクイズやおいしい天然水を育むために大きな役割を果たす「ふかふかの土」を使った実験なども体験でき、大人から子供まで楽しい内容だ。

また、このツアーが素晴らしいのは、ガイドのクオリティである。ツアーの進行役とも言えるガイドは、自社でプロフェッショナルを育てており、全国の工場見学ツアーを担う大切な存在だ。

そんなプロフェッショナルとともに、サントリー天然水の製造工程見学や、臨場感のある映像鑑賞を行う工場見学ツアーは見どころ満載。

さらにこれからのシーズンに一押しなのが、雪室体験だ。ツアーの中で約0度の極寒の雪室に実際に入ることができる。この部屋は、奥大山に降る大量の雪を貯蔵する場所で、その冷たいエネルギーを夏場の空調や生産設備の冷却源に利用しているのだ。

最後は、工場の外に出て、リニューアルの際に工場付近に作られた遊歩道を散策しながら、奥大山の豊かな自然を体感。最終地点のデッキから見える壮大なパノラマは息を飲む美しさだ。

また、工場見学ツアーの楽しみの一つである、お土産も充実している。奥大山の天然水1本と「サントリー天然水」ブランドのフレーバーウォーターやスパークリングウォーター3種類(「サントリー ヨーグリーナ&サントリー天然水」「サントリー 南アルプスの天然水スパークリングレモン」「サントリー天然水 PREMIUM MORNING TEA レモン」)の中から好きなものを1本、試飲後そのまま持ち帰ることができる。工場見学ツアーの思い出に奥大山に生息する野鳥が描かれた木製の参加証絵馬、塗り絵ができる絵はがきも付いてくる。

夏頃には、近郊のブルーベリーファームで収穫されるブルーベリーで作ったジュースと天然水スパークリングを使用したオリジナルドリンクを作るワークショップも期間限定で行われる予定だ。

パワーアップした「サントリー天然水 奥大山ブナの森工場」の工場見学ツアー。今後、観光スポットとしても話題となるだろう。【ウォーカープラス編集部/しおグル】

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