知床の隠れた名物! 羅臼の 黒ハモがあなどれない

知床の隠れた名物! 羅臼の 黒ハモがあなどれない

和食を中心に定食やラーメンなど大衆的なメニューが豊富な食事処だが、それだけではなかった……

羅臼名物「黒ハモ」ってご存じですか? 一見ウナギに似ているのですが、種別はアナゴに近い魚で深海に棲んでいます。そのほとんどが延縄(はえなわ)漁でキンキに混じって揚がってくるという希少な魚なんです。味はウナギに似ているという人もいますが、アナゴに似ているという人も。深海魚だけにしっかりと脂がのっていて蒲焼きなどで食べると美味なんですね。今回はこの黒ハモをおいしくいただける穴場のお店をご紹介します。

お店の名前は「らうす峠茶屋」。場所は羅臼の街から国道335号を中標津方面に向かって約12km進んだところの運動公園の看板を右折。すぐに見えてくる「羅臼町農業漁業体験実習館」の中にあります。和食を中心に定食やラーメンなど大衆的なメニューが豊富な食事処です。

羅臼名物の黒ハモを使った1番人気メニューがこちらの「元祖らうすハモ丼」1300円。黒ハモはアナゴに似た食感で、皮がパリパリに焼き上げられ、しっかりと脂がのっているのに上品な味わいです。お店の門外不出オリジナルのハモダレは醤油ベースでやや甘め。黒ハモの脂と白米に見事にマッチしています。

そのほか黒ハモは天ぷら、唐揚げ、ひつまぶしなど、さまざまなメニューを楽しめます。こちらのテイクアウトもできる「ハモいなり」3個380円もその一つ。酢飯の中にタレを絡めて焼き、刻んだ黒ハモを混ぜ込み油揚げで包む。ハモの脂と酢飯の柔らかい酸味、油揚げの甘さが一つになって味わい深い一品になっています。

店主の菅野順子さんは「羅臼のハモ丼は30年以上前に今の店の前身だったお店が考案したもので、レシピは当時の初代店主から受け継いだ秘伝のものを今も使っています。特に大切なのが焼き方で、そのままではややクセがある黒ハモですが、焼き方次第でそのクセも抜け、オリジナルのハモダレも黒ハモのおいしさを最大限に引き出す工夫がされているんです」と話してくれました。

明るい店内には、広々としていて足を伸ばしてくつろげる小上がりも用意。お土産コーナーでは羅臼昆布や地元作家の民芸品なども販売しています。また、建物の入り口横には無料の展望台もあり、遠くは国後島までを見渡せるスポットとしても知られています。

らうす峠茶屋 ■住所:羅臼町幌萌町627 ■電話:0153・85・7300 ■時間:10:00〜15:00 ■休み:木曜(祝の場合営業) ■席数:24席(禁煙)

【北海道ウォーカー編集部】

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