【福岡開運めぐり】弘法大師が日本で初めて開山した密教霊場の地「東長寺」

【福岡開運めぐり】弘法大師が日本で初めて開山した密教霊場の地「東長寺」

「福岡大仏」光背には7仏や13仏も彫られ、後壁面には5000もの小仏が祀られている。高さ10.8mは人間の煩悩の数にちなむ

JR博多駅から歩いて約10分と徒歩圏内にある「東長寺」(福岡市博多区)。大博通りに面した山門をくぐると、市街地にあるとは思えないほど巨大で、立派な本堂が目に入る。

■ 弘法大師が日本で初めて創建した寺

806(大同元)年、唐から帰国した空海(弘法大師)が日本で最初に創建したと伝えられる由緒ある寺。兵火により一度は荒廃したが、福岡藩二代藩主・黒田忠之により再興された歴史がある。

広い境内には、市の文化財にも指定されている当時の文人墨客の書画が刻まれた六角堂、遠目にも目を引く総檜造りの立派な五重塔をはじめ、福岡藩主の墓所など見どころがいっぱい。

毎年秋の「博多ライトアップウォーク 博多千年煌夜」開催時には、本堂がライトアップされ、幻想的な雰囲気となる。

■ 国内最大級の「福岡大仏」は一見の価値あり!

特に一見の価値ありなのが木造座像としては国内最大級の「福岡大仏」。高さ10.8m、重さ30トン、光背の高さ16.1mと堂々としたたたずまいで、随所に施された細かな木彫りの技術にも驚かされる。参拝する際はろうそくと線香(50円)に火を灯し、仏前に備えるのがしきたり。大仏殿の中に漂う線香の香りに心が洗われるような印象だ。

大仏の台座内には、「地獄・極楽めぐり」がある。案内に従って進むと、恐ろしい地獄絵巻が壁に並び、その先には真っ暗な通路が続く。手すりに沿って進んでいき、無事に極楽をめざすのだが、意外なほどスリルがあるので、ぜひ一度体験してみてほしい。

【九州ウォーカー編集部/取材・文=諫山 力】

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