旅先で人生変わるかも?宮城県南地域で体験する“交流民泊”の魅力

旅先で人生変わるかも?宮城県南地域で体験する“交流民泊”の魅力

宮城県南地域における交流民泊をテーマに実施された、パネルディスカッションの様子

交流民泊と日本酒をテーマに、宮城県南地域を体感するイベントが10月31日、TRAVEL HUB MIX(東京都千代田区)で開催された。

同イベントを主催した一般社団法人宮城インバウンドDMOは、宮城県南4市9町(白石市、名取市、角田市、岩沼市、蔵王町、七ヶ宿町、大河原町、村田町、柴田町、川崎町、丸森町、亘理町、山元町)を対象に、インバウンド誘致を目的とした活動を行う民間主体の団体だ。イベント冒頭で実施されたパネルディスカッションでは、同団体が推進する「人に会いに行く旅」をコンセプトとした、交流民泊の魅力が語られた。

一般社団法人宮城インバウンドDMO 民泊推進担当の土成実穂氏は「民泊ホストと交流を持つことで、地域の本質的な良さがわかりますし、新しい自分に気づくということもあるのではと思います」とコメント。さらに、パネルディスカッションには、宮城県南地域の民泊ホストにインタビューを行った4名のライターが出席。取材を通して感じた交流民泊の良さや、さまざまな経歴を持つ民泊ホストの素顔が紹介された。

例えば、人生の転機に移住を選んだホストもいる。丸森町の義高さんは、半導体装置メーカーに勤めていたが、ITバブルが崩壊し業界が縮小。危機感を覚え特許事務所に転職するも、ノルマに追われる日々を送る中で、体調を崩してしまう。

「自分は何のために仕事をし、生きているのか」義高さんは自らにそう問いかけ、自分らしい生き方をすると決意する。元々植物が好きだった義高さんは、クリスマスローズという品種のバラを栽培するために、丸森町へ移住。土地を耕し、自ら自宅の設計も行った。

国産木材を用いた手作りの自宅は、都会から訪れたゲストに非日常的な体験を与えてくれる。そこで聞けるのは、サラリーマン生活を捨て、身一つで丸森町に移り住んだ義高さんの貴重なお話。取材を担当したライターは「今の自分を変えたい、新しいことを始めたいという人は、ぜひ会ってほしい方だと心から感じた」と話していた。

さらに、宮城県南地域の交流民泊で出来ることとして、薪割りや稲刈りといった体験が取り上げられた他、廃校になった小学校を活用した施設では、卓球や教室に寝泊まりする体験も楽しめるという。

モデレーターを務めた、パソナ ソーシャルイノベーション部の中村博充氏は「受け入れ家庭のバックグラウンドもさまざまですし、ゲスト側の背景や状況によっても、全く違う体験ができます。色々な化学反応が起きるのが、交流民泊の面白いところだと思います」とアピールした。

なお、イベント終盤では、丸森町が誇る名産品の試食会と並行して、日本酒の利き酒体験も実施。利き酒師の磯野カオリ氏によると、宮城県の日本酒は「食事に寄り添う優しいお酒」とのこと。会場には宮城県を代表する銘柄である「ひやおろし」4種類と、スパークリング清酒「すず音」の計5種類が用意され、参加した女性は「香りもよく、甘くて飲みやすいです」と、利き酒を楽しんでいた。【ウォーカープラス編集部】

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