【紅葉ハイキング】“散りモミジ”を見逃すな!嵐山の紅葉は晩秋がねらい目

【紅葉ハイキング】“散りモミジ”を見逃すな!嵐山の紅葉は晩秋がねらい目

散りモミジでおおわれた苔庭の背後に、草庵がひっそりと立つ祇王寺の光景は別世界のよう/祇王寺

京都屈指の紅葉スポットとして知られる「嵐山」は、亀山公園や天龍寺などの名所が密集する渡月橋界隈が最も有名だが、さらに奥、嵯峨野や小倉山にも紅葉で有名な寺社が点在している。境内を染める紅葉に加え、赤や黄色に色付く小倉山を借景にした光景、散りモミジが苔庭をおおうあでやかな姿など、足を延ばしてでも絶対に見る価値はあり。<※情報は関西ウォーカー(2017年11月7日発売号)より>

■紅葉ウォーキングDATA/見ごろ:11月中旬〜12月上旬 歩行:3km 時間:1時間

散りモミジでおおわれた苔庭の背後に、草庵がひっそりと立つ祇王寺の光景は別世界のよう。

■ <11:00>渡月橋

「渡月橋」は嵐山を象徴する橋で、亀山上皇が「くまなき月の渡るに似る」と、橋の上を移動する月を眺めて話したことから命名された。連日多くの観光客でにぎわうが、大堰川のせせらぎに耳を傾けながら、背後に広がる嵐山の紅葉を眺められる絶好のポイント。

曲線の美しい渡月橋の背景に、赤や黄色の錦に染まった山々が広がる光景は、嵐山ならでは。まずはここで記念撮影を。

■渡月橋<電話:075-861-0012(嵐山保勝会)>

■ <12:00>パンとビストロ ル・ブション・T

店主の田中正子さんが「ル・ブション・トゥーネソル」を受け継ぎ、1月にリニューアルされた「パンとビストロ ル・ブション・T」。ビストロスタイルはそのままに、ランチに洋風のおばんざいを取り入れるなど、女性ならではの繊細な料理が楽しめる。この秋からはピザもスタート。

「ランチセット」(1944円)。ステーキかサーモンソテーのメインとライス、サラダがワンプレートに。おばんざい、スープ、ドリンクも付く。

テラス席が4席あるので、山々の紅葉を眺めながらのランチも心地いい。

■パンとビストロ ル・ブション・T<住所:京都市右京区嵯峨天龍寺瀬戸川町17 電話:075-871-5323 時間:7:30〜10:00、11:30〜17:00 ※夜は予約のみ営業 休み:火曜、第4月曜(祝日の場合翌日) 座席:22席 タバコ:禁煙>

■ <13:00>常寂光寺

小倉山の山腹にある寺で、塀のない寺としても有名な「常寂光寺」。真理の世界とされる常寂光土に遊ぶような風情があることから名付けられた。山門をくぐると色鮮やかな紅葉が広がり、その光景は嵯峨野屈指だ。高さ12mの多宝塔周辺からは市街も見渡せる。

仁王門から本堂へと続く石段は、両わきに並ぶカエデが真っ赤に色付き、境内でもひと際美しい光景が広がる。

本堂からさらに山腹に入った場所に立つ多宝塔。重要文化財である建物の美しさに加え、市街の絶景も必見。

■常寂光寺<住所:京都市右京区嵯峨小倉山小倉町3 電話:075-861-0435 時間:9:00〜17:00(最終受付16:30) 休み:なし 料金:拝観料500円>

■ <13:45>二尊院

小倉山山麓にある天台宗の古刹「二尊院」。“紅葉の馬場”が有名で、馬が駆け抜けられるほど広い参道が紅葉に包まれることから、この名前が付けられた。11月中旬から下旬に見ごろを迎えるが、12月上旬に見られる“散りモミジ”も見逃せない美しさ。

総門へと向かう参道の階段の木々も色付き、美しい紅葉のアーチに包まれる。

本堂横の階段を上がると、二尊院で教えを広めた僧・湛空(たんくう)の廟が。

境内に小倉あん発祥の碑があり、門前の「小倉茶店 四季庵」では「小倉大納言ぜんざい」(600円)も。

■二尊院<住所:京都市右京区嵯峨二尊院門前長神町27 電話:075-861-0687 時間:9:00〜17:00(最終受付16:30) 休み:なし 料金:拝観料500円>

■ <14:45>祇王寺

平家物語にも登場する寺院「祇王寺」。平清盛の寵愛を受けた祇王が、清盛の心変わりにより都を追われて入寺したとされる悲恋の物語からか、静寂さが感じられる雰囲気が印象的。境内一面に苔庭が広がり、散りモミジが苔庭をおおう、晩秋が見どころ。

苔庭をおおう紅葉は圧巻。散りモミジの隙間からちらほら見える、苔の緑とのコントラストも美しい。

草庵の中には、祇王や平清盛など5体の木像が安置される。

■祇王寺<住所:京都市右京区嵯峨鳥居本小坂町32 電話:075-861-3574 時間:9:00〜17:00(最終受付16:30) 休み:なし 料金:拝観料300円、大覚寺共通600円>【関西ウォーカー編集部】(関西ウォーカー・編集部)

この記事の続きを読む

関連記事(外部サイト)