冬は“耳毛”がふっさふさ! 旭山動物園で防寒対策ばっちりなエゾリスを見る

冬は“耳毛”がふっさふさ! 旭山動物園で防寒対策ばっちりなエゾリスを見る

旭山動物園/夏のエゾリス(2017年8月撮影)

冬になるとコートを着たりマフラーを巻いたりと、防寒対策をして寒さをしのぎますよね。でも、それは人間だけじゃありません。動物たちも冬の寒さに備え、ばっちり“衣替え”をしています。

旭山動物園の「北海道産動物舎」(1匹飼育)と「ゆっくりロード」(東門へ向かう坂。2か所で計3匹飼育)で展示されているエゾリス。北海道ではとっても身近な動物で、札幌市内の公園でも見かけることができます。冬になっても冬眠はせず、秋に隠していた木の実を食べて過ごしますが、極寒を生きるわけですから、秋になると毛が冬仕様に変わります。

何よりすごいのは“耳毛”! 夏とは比べものにならないくらい、ふっさふさになるんです! この“耳毛”、正式には「ふさ毛」(漢字だと「房毛」)というらしく、長くて柔らかい、ふさふさとした被毛を指すそう。正面から見ると、毛の束が生えているようにも見えますねぇ。

この“耳毛”もインパクト大ですが、尻尾も冬仕様でふさふさに変わります。尻尾を背中にあてて木にいることが多いそうですが、背中が冷えないよう尻尾で温めている、という感じなのでしょうか?

また、毛の色自体も夏と冬では変わります。夏は茶色を帯びた灰色やこげ茶色、冬は灰褐色、ちなみにお腹の毛は一年を通して真っ白なのだそう。

そして、冬毛とは別のお話ですが、エゾリスの特徴でわりとドキッとするのが「指」。なんとなーく頭で思い描いている指の3倍はあります。

正確にいうと「指」ではなく、指先に長いかぎ爪があるんですね。木の上で生活するエゾリスなので、どんな体勢でもしっかりと体を支えることができるよう、このようなかぎ爪を持っているそう。このかぎ爪のおかげで、上下左右、自由自在に木の幹を駆け回ることができます。

一日を通して気温がマイナスという「真冬日」なんてのも珍しくない北海道。そんな極寒を生きるエゾリスを、ぜひ旭山動物園で観察してみてくださいね! ちなみに、皆さんも防寒対策はしっかりと……。

※写真提供:旭川市旭山動物園

【北海道ウォーカー/出村聖子】(北海道ウォーカー)

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