検索数から見る「2017年 年末年始イン&アウトバウンド人気都市ランキング」発表!

検索数から見る「2017年 年末年始イン&アウトバウンド人気都市ランキング」発表!

アウトバンド人気都市は?

国内外の航空券、ホテル、レンタカーの一括比較検索サービスを提供するスカイスキャナージャパンが、今年の検索実績から導き出した、年末年始インバウンド・アウトバウンド人気都市ランキングを発表した。

■ アウトバンド人気都市&人気急上昇都市

それによると、航空券検索数からみる年末年始のアウトバウンド人気都市は、「ソウル」「バンコク」「台北」「香港」「ホノルル」などがトップ10にランクイン。人気急上昇都市では「セブ」「バリ」「マニラ」などが上位になり、東南アジアのリゾート地が注目されている。

セブ島は、ティーウェイ航空、春秋航空などの直行便スタートで伸び率トップ。フィリピン航空やセブパシフィック航空が直行便を就航しているほか、2016年よりバニラエアが就航を開始した。競合激戦ルートになったことから成田―セブ島の年末年始航空券価格は昨年比で1割以上も下がり、往復6万円台の便が充実。競争激化により100円キャンペーンなども展開された結果、観光客の増加につながったと考えられる。また、LCC直行便の増加に伴い、ブログや SNS、インスタグラムからの情報拡散以外にも、各種旅行会社のサイトが特集を組んで積極的に認知活動を行っており、幅広い層への認知につながったことも、人気急上昇の要因とされる。

80 年代には長期リゾート、マリンスポーツなどで世界中で高い人気を誇っていたバリ島は、近年ではテロ事件などの影響で一時人気が落ち込んでいた。しかし、治安も落ち着いたことから、再び世界の観光都市としての人気を回復。日本では、今年5月にエアアジアX(マレーシア)より成田からの直行便が就航。リーズナブルな運賃はもちろん、エアアジアからの直行便は、着いた初日から観光を満喫できる就航スケジュールで、バリ島人気を大きく後押ししている。

フィリピンの首都マニラは、世界有数(世界三大夕陽)のサンセットが話題となり、”インスタ映え”を狙った若者からの人気が急上昇。また旅行通・アジア好きの間では、マニラからボボール島など近隣諸島へのトランジット滞在で宿泊する旅行者も増加し、トライアル、リピーター共に多い観光地として人気が高くなっている。LCC直行便の激戦区の一つで、日本のLCCブランドが続々と直行便を就航。2016年にはジェットスター航空(日本)が成田-マニラ便を就航し、セブパシフィック航空(フィリピン)とジェットスターが成田を舞台にキャンペーン合戦を展開。100円便、4990円便などを狙って、1年に2度、3度と行くリピーターも増加しているようだ。

■ インバウンド人気都市&人気急上昇都市

年末年始のインバウンド人気都市は、トップ 10 でみると「東京」「大阪」「福岡」「沖縄」「札幌」など例年に続き国際空港のある大都市圏、観光都市圏が挙がっているが、人気急上昇都市でみると「佐賀」「宮崎」「仙台」「北九州」「鹿児島」が上位に。

伸び率が最も高かった佐賀は2017年5月にティーウェイ航空(韓国)が佐賀直行便をスタートさせたこともあり、アジアの訪日ホットスポットとして注目度がアップ。中国から約1時間で来ることができるため、中国人はもとより、タイを始め東南アジアの観光客が増加している。佐賀の人気の背景には、中国からのインバウ ンドを招致する佐賀県の努力も大きく影響。方言と中国語をミックスさせたキャッチフレーズを面白動画などで発信したり、唐津くんち、インターナショナルバルーンフェスタなど、訪日客が楽しめるイベントを積極的にアピールするなど、体験型サービスの充実で、都市部とは異なる滞在の楽しさを展開した。

国内観光客にも人気の高い宮崎は、九州の中でもリゾート地として訪日外国人の満足度が高いエリア。自治体が旅行情報サービス企業などと組んで積極的に海外向けセミナーなどを開催し、温泉など商業施設のPRを積極的に行ったことから認知、イメージアップが功を奏し、人気が高まっているようだ。また今年12月21日よりLCCのイースター航空(韓国)のソウル直行便が週3回就航。既存の定期便を加えると週8便(冬季のみ)に増便したことにより、今後韓国からの訪日客が増える見込みだ。

仙台・松島エリアは、2016年にタイガーエア(台湾)が仙台空港初となるLCC直行便(仙台ー台北線)を開設したのを皮切りに、国、自治体、企業が一体となって交通・宿泊・観光施設の整備や団体招致などに力を入れ、仙台空港を宮城観光と東北6県への入口として利用してもらえるような再認知を図っていることから、台湾、中国などを中心に、震災前のように訪日客が戻りつつある。また自治体・旅行会社などが積極的に行うPR活動や、台湾・中国の需要に対応したサービスの導入、中国語対応による人的サポートなども徐々に効果を見せ始めていると考えられる。さらに仙台市は、台湾・中国以外のアジアへの認知アップも積極的に展開。2016年にはタイのドラマ撮影の舞台として仙台および東北でのロケを招致するなど、ストーリー性のある観光フックを創出したこともインバウンドの伸びに貢献しているようだ。

気になるランキング結果、旅行や観光の参考にしてみては。 (東京ウォーカー(全国版)・セキノユリカ)

この記事の続きを読む

関連記事(外部サイト)