東証とNY証取、日米の投資拡大に向け協力…国際金融市場での日本の発信力強化へ

東証とNY証取、日米の投資拡大に向け協力…国際金融市場での日本の発信力強化へ

ニューヨーク証券取引所を訪れた岸田首相(左)。日米間の投資拡大で協力する(22日、AP)

 【ニューヨーク=小林泰裕】東京証券取引所は23日、ニューヨーク証券取引所と日米間の投資拡大に向けて協力すると発表した。時価総額で世界最大級の取引所との協力で、国際的な金融市場での日本の発信力強化につなげる狙いだ。

 両取引所は投資商品の共同開発や投資家に向けた広報活動、デジタル技術などに関する情報交換といった分野で協力する。上場投資信託(ETF)や先物商品の共同開発や相互上場、企業のESG(環境・社会・企業統治)の情報開示ルールに関する情報共有などが想定されている。

 岸田首相のニューヨーク訪問に合わせ、両取引所の幹部がニューヨーク証取内で覚書を結んだ。東証の山道裕己社長は「『新しい資本主義』の実現に向け、投資環境の整備を進めていきたい」との声明を出した。

 両取引所は2000年と07年にもネットワーク環境やシステム整備などの分野で協力関係を結んだが、今回は商品開発も含めてさらに関係を強化する考えだ。

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