コロナ関連の破たん3316件に 4月も3ケタ 東京商工リサーチ

コロナ関連の破たん3316件に 4月も3ケタ 東京商工リサーチ

コロナ関連の破たん3316件に 4月も3ケタ 東京商工リサーチの画像

 東京商工リサーチは22日、コロナの影響で経営破たんした国内事業者数が累計で3,316件(負債1,000万円未満を含む)に達したと発表。うち負債1,000万円以上は3,156件で、4月単月ですでに113件に達した。全国で重点措置が解除され1カ月が経過したものの、同社の別の調査では7割もの企業が引き続き影響を受けていることが判明した。人出は回復傾向にあるものの、感染再拡大への懸念からコロナ前に戻るにはまだ時間を要す。

【こちらも】ロシア制裁、西側経済に大打撃 喪失は25兆円 日本は3兆円超 代替対応が急務

 東京都は22日、都内で新たに確認されたコロナ感染者数が5,396人で、前週の同じ曜日を約1,400人下回ったと発表。年代別では20代と30代が多く、65歳以上の高齢者は全体の6.2%だった。都基準での重症患者数も14人まで減った。死亡者は9人が確認され、40代から80代だった。

 東京商工リサーチは20日、4月上旬に実施した第21回コロナアンケートの結果を発表した。コロナの企業活動への影響が継続していると回答した割合は70%で、前回2月の調査から4%程度改善したものの、依然高い数値だった。借入金の返済に懸念ありと回答した中小企業は20%超に達し、資金繰りの厳しい現状が浮き彫りとなった。また、事業再構築に取り組む企業が1年前から増えた一方、うち4割の企業が、コロナ禍で膨らんだ債務が足かせになっていると回答した。

 航空各社が22日に発表したゴールデンウィークにおける国内線の予約数は、前年同期より大きく改善したものの、コロナ前の水準にはまだ5〜7割程度の戻りだった。JRグループなどの鉄道各社や、宿泊施設の予約数も同様の状況。2019年以来となる重点措置のないゴールデンウィークだが、感染の再拡大を懸念する見方もあり、観光など業界の売上は事前の期待ほどには回復しない可能性が高い。

 新型コロナウイルスの世界における累計感染者数は、米ジョンズ・ホプキンス大学の集計によれば日本時間23日午前11時時点で5億852万人超、死者数は621万人超。国別の最多は米国の8,095万人超、次いでインドが4,305万人、ブラジルが3,033万人。以下、フランス2,835万人、ドイツ2,400万人、イギリス2,210万人、ロシア1,785万人と続く。日本は直近4週間の新規感染者数が世界で8番目に多く、累計感染者数は757万人を超えた。

 かかる状況下、東京商工リサーチは新型コロナウイルスに関連する経営破たん事業者数が22日時点で3,316件(負債1,000万円未満を含む)に達したと発表。破たん企業(負債1,000万円以上)が雇用していた従業員数の累計は、判明している数だけで2万9,787人に達した。従業員数50人以上の破たんは、2022年に入り11件発生した。

 オフィスの出社率や繁華街の人出などは確実に回復しつつあり、飲食をはじめコロナの影響を大きく受けた業界は売上が戻りつつある。一方、感染再拡大を懸念する見方もあり、コロナ前に戻るにはまだ時間を要す状況。中小企業の間で、膨張した債務への不安が高まる中、コロナ破たんは引き続き一定の水準で発生するものと考えられる。

(dailyst)

関連記事(外部サイト)

  • 2

    ずいぶん少なく済みましたね。だからなに?つまらない記事書くなぁという印象です。

  • 1

    同じような業種で小さい会社がたくさんあると倒産する確率は高いという。 だいぶ前、そんなようなことを米国の経済学者が説いていた。というかテレビでやっていた。 特に日本について語っていたなあ。 こういう次期だからこそ、そういう会社は乗り切れないんだろう。仕方ないと思うよ。同じような業種で小さい会社は合併して耐力をつけるしかないのでは。

すべてのコメントを読む