H2O、「神戸阪急」と「高槻阪急」を約20年ぶり大規模リニューアルへ

H2O、「神戸阪急」と「高槻阪急」を約20年ぶり大規模リニューアルへ

神戸阪急のリニューアル後外観のイメージ(H2Oリテイリング発表資料より)

 阪急阪神百貨店に持つエイチ・ツー・オー(H2O)リテイリングは、神戸阪急(神戸市中央区小野柄通)と、高槻阪急(大阪府高槻市白梅町)を大規模リニューアルする方針を明らかにした。ともに前身のそごう神戸店、オーロラモール時代以来、約20年ぶりとなる。神戸阪急はファッション、美容を強化した都市型店舗、高槻阪急は生活インフラ専門店や大型専門店の拡充で新しいタイプの郊外型店を目指す。リニューアル終了は2023年秋の予定。

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 神戸阪急は、三宮地区で始まっている地域の再開発に歩調を合わせ、約4万2,000平方メートルの売り場面積の約90%を順次リニューアルする。下層階はラグジュアリーやモードファッションを強化し、化粧品売り場などを一新する。3階には8月末に新しいモード体験ができる「Hankyu Mode Kobe」を開設する予定。中上層階は神戸スタイルのライフスタイルを提案する売り場に変える。

 神戸阪急は1933年開業のそごう神戸店が前身。1995年の阪神淡路大震災で被災したが、地域の復興に奮闘して復興のシンボルになった。神戸阪急となった後、地下食品売り場などを改装。阪急の店舗では2021年度、うめだ本店、博多阪急に次ぐ約286億円を売り上げる拠点店に成長している。

 高槻阪急は、約3万9,000平方メートルの売り場のうち、約65%をリニューアル。「高槻阪急スクエア」として再スタートを切る。1階に子育てファミリーの集いの場所を置くほか、3階に家電量販店の「ビックカメラ」を誘致するなど、50の新ブランドを導入する。特に、郊外での暮らしに必要な生活インフラ専門店や大型専門店を拡充し、新タイプの郊外型店舗を目指す。

 高槻阪急は1974年、西武タカツキショッピングセンターとして開業。オーロラモール、西武高槻店と名称を変えながら、地域の暮らしを支えてきた。

(高田泰)

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