水戸市と養命酒製造、ハーブと地元食材の融合を目指すプロジェクト始動

水戸市と養命酒製造、ハーブと地元食材の融合を目指すプロジェクト始動

(写真:養命酒製造の発表資料より)

 家庭菜園で人気があるハーブ。香りを楽しむもの、料理でそのまま楽しめるもの、飲料として人気のものなど、ハーブの種類は多種多様、取り扱いも難しいとされる。水戸市と養命酒製造は、市内の中川学園調理技術専門学校の協力の元、年間カリキュラムとして「ハーブと水戸市産農産物を活かした教育カリキュラム」をスタートした。

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 水戸市と養命酒製造は2016年7月から薬草を活用した官民協働プロジェクトに取り組んでいた。今年4月にオープンした「水戸 養命酒薬用ハーブ園(水戸市植物公園内)」を柱として、薬膳メニュー開発やハーブイベントの実施など、「見る・触れる・食べる」といった体験を通して薬草やハーブを身近に感じられる活動も進めていた。

 今回の教育カリキュラムの実施は、未来の料理人にハーブや地元農産物の知識・活用法を学んでもらい、水戸市発の「ハーブ料理人」の育成を目指すもの。将来的には、同カリキュラム内で開発したレシピを元に、料理の製作・販売を行う企業を募るなど、ハーブと水戸市産の農産物を活用した新しい料理として商品化を目指していくという。

 ハーブには様々な種類があり、それぞれ効能や味、香りが異なる。その見極めは職人技とも言われている。水戸市密着の「ハーブ料理人」を育成することで、薬草・ハーブの需要拡大をはじめ、国内原料調達を見据えた薬草・ハーブの“栽培”の需要拡大につなげていくことも期待している。このような教育カリキュラムの実施は、養命酒製造としては初の試みとなる。

 水戸市といえば「偕楽園」「水戸黄門」「納豆」などのイメージがあるが、今後はハーブの街となるかもしれない。水戸のハーブプロジェクトには料理界、酒造・食品メーカーも一挙手一投足に注目しているようだ。

(久保圭大郎)

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