電子マネー専用セルフレジコンビニ「プチローソン」都内でサービス開始

電子マネー専用セルフレジコンビニ「プチローソン」都内でサービス開始

セルフレジ。(画像:ローソン発表資料より)

 コンビニ大手ローソンは、オフィス内で菓子などを販売する「セルフレジコンビニ」プチローソンを、東京都23区において先行開業する。会計は、Suica、PASMOなどの交通系電子マネーに一本化し、現金での決済は取り扱わない。

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 大手コンビニ各社は現在、バーコードによる金額読み取りを介在させず、全商品に極薄型のタグを取りつけることによる完全無人型コンビニエンスストアの導入の検討を進めているが、こちらは2025年がメドという先の長い目標である。一方で、都内の6つの企業が、現金による設置型オフィスコンビニの実験を進めてもいたが、今回、ローソンが導入するのは、初めてとなる非現金化での運営だ。

 今回導入されるのは、ブリッジ・モーション・トゥモロー社の開発による無線セルフレジである。商品の販売、管理、物流もローソンではなくブリッジ・モーション・トゥモローが行うという。

 現金を取り扱わないので、実店舗と同じ価格設定が可能であり、また、様々な価格帯の商品が販売できる。こちらはオプション扱いとなるが小型冷蔵庫、冷凍庫、簡易コーヒーマシンの設置も可能であるとのこと。

 オフィスコンビニ。筆者もかつて在籍していた企業のオフィスに置かれているものを利用したことがあるが、昔のことであり、簡単にお菓子などの現物が並べられていて、はっきりとしたことは記憶にないが確か貯金箱のような形の支払い容器に現金を投入するという、言ってしまえば野菜の無人販売所と同じような方式の素朴なものであった。それに比べると、電子マネー決済とは何とも隔世の感が深い。

 プチローソンは、7月末の時点で、約100か所に導入されることが予定されている。また将来的には、フランチャイズ加盟店からの配送も検討されているという。

(藤沢文太)

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