東京目黒区で清掃工場を建替、最新式ストーカ炉廃棄物発電所に

東京目黒区で清掃工場を建替、最新式ストーカ炉廃棄物発電所に

施設完成予想イメージ図。(画像:JFEエンジニアリング発表資料より)

 JFEエンジニアリング社と清水建設は、東京二十三区清掃一部事務組合から、「目黒清掃工場建替工事」を共同で受注した。既設炉の解体から、ストーカ方式炉の設計・施工までを手掛ける。

【こちらも】新日鉄住金エンジニアリング、スウェーデンに廃棄物発電所を新設

 ストーカ方式炉とは、ゴミ処理場の一種でもあり、また発電所の一種でもある。ゴミを焼却した熱エネルギーの余力を、送電に回すことができ、事実上発電所として機能することができるものを、ストーカ炉式廃棄物発電施設という。ちなみに分類としては、バイオマス発電の一種であるとされている。

 新しい施設は、2つの炉で日に300トンの処理が可能。JFEエンジニアリング独自の燃焼技術である「高温空気燃焼システム」によって安定した高効率発電を行い、現在の約2倍となる、2万1,500キロワットの発電能力を備える。これにより発電効率は23.7%、国内トップレベルの水準となる。

 JFEエンジニアリングは、過去にも東京都三鷹市・調布市のふじみ衛生組合によるクリーンプラザふじみ、練馬清掃工場など、大都市市街地に置かれる都市環境プラントを多数手掛けている。その特徴は、周辺環境に配慮し、「目立たず、圧迫感を持たず、違和感のない」存在として溶け込めるように造られているということだ。

 目黒清掃工場建替事業の詳細は以下の通り。

■発注者

 東京二十三区清掃一部事業組合

■受注者

 JFEエンジニアリング・清水建設特定建設工事共同企業体

■事業名

 目黒清掃工場建替工事

■建設場所

 東京都目黒区三田2丁目

■事業内容

 既設炉の解体および新施設(ストーカ式300t/日×2)の設計・施工

■受注金額

 税抜476億5,800万円

■工事期間

 2017年6月〜2023年3月

(藤沢文太)

関連記事(外部サイト)