農家や漁師、主婦ライターが協力して特産品をネットで発信 長崎県西海市で

農家や漁師、主婦ライターが協力して特産品をネットで発信 長崎県西海市で

自慢の生産物をオンラインマルシェで販売する西海市の農家や漁師ら(写真:西海クリエイティブカンパニーの発表資料より)

 農家や漁師、主婦ライターがタッグを組み、地元の特産品をネットで発信―。長崎県西海市の地域商社、西海クリエイティブカンパニー(浪方勇希社長)は生産者と消費者をネットで直接つなぐオンラインマルシェを展開するポケットマルシェ(岩手県花巻市)と業務提携し、地元の農水産物の出品を始めた。消費者向けの情報発信は、ウエブメディアで記事を執筆している主婦ライターが担当。協力して西海市特産品のファンを増やしていく。

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 オンラインマルシェ「ポケットマルシェ」は、農家と漁師のみが出品できる通販サイトで、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)のように消費者と出品者が会話しながら商品を販売できるのが特徴。生産者は旬の短いものや生産量の少ないもの、規格外のものなど、地元以外にはなかなか出回らない農水産物を出品し、消費者は生産者と会話しながら商品を購入する。同サイトは、こうしたコミュニケーションを通じて、生産者個人のファンを増やしていくことを目指しており、2018年9月現在で810人の生産者が利用している。

 今回、マルシェに登録したのは、シャインマスカットを栽培している果樹農家やイセエビ漁の漁師、カラマンダリンジュースを生産している農業生産法人代表など8人。消費者向けの情報発信やコミュニケーションが円滑に行えるよう、西海クリエイティブカンパニーが運営するウエブメディアで記事を執筆している主婦ライターが生産者に協力し、西海市特産の農水産物を積極的にPRしていくという。

 西海市は大村湾、佐世保湾、五島灘に囲まれた西彼杵半島北部に位置し、豊かな海産物や農産物に恵まれている。しかし、農水産業従事者が年々減少しており、市は漁業者の経営力強化や農業のブランド化推進などに取り組んでいる。

 西海クリエイティブカンパニーは、西海市に移住した起業家やデザイナーなどが昨年12月に設立。同市の特産品開発や販売促進などを支援している。また、生活や子育てに関する情報を発信するローカルウエブメディア「ばりぐっど」を運営し、市内在住の主婦18人がライターとして所属している。

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