百貨店・ショッピングセンターの11月売上、冬物不振で前年比マイナスに

百貨店・ショッピングセンターの11月売上、冬物不振で前年比マイナスに

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 百貨店とショッピングセンターの11月売上が発表され、高めの気温により冬物が不振だったことで、どちらも前年比マイナスだったことが分かった。

【前月は】10月の全国百貨店売上高は4カ月ぶりの前年比プラス、婦人衣料や食品が好調

■百貨店は2カ月ぶりにマイナス

 21日、日本百貨店協会が2018年11月の百貨店売上を発表した。売上高総額は5,304億1,909万7,000円で、店舗調整後の前年同月比は0.6%減となり、2カ月ぶりのマイナスだった。インバウンド売上は引き続き好調だった一方、土曜日が1日少なかったことや、高めの気温により冬物商材の動きが鈍かったことなどがマイナスに影響した。

■化粧品や家具が好調

 商品別で好調だったのは、化粧品や宝飾品などの身のまわり品(前年同月比:4.2%増、以下同じ)、家具などの雑貨(5.4%増)。反対に不振だった商品は、衣料品(4.5%減)、家庭用品(7.7%減)、サービス(5.8%減)など。食料品は前年並み(0.1%減)となっている。

■ショッピングセンターは2カ月連続マイナス

 同日、日本ショッピングセンター協会が11月の販売統計調査報告を発表した。売上高は5,474億5,706万円で、前年同月比0.5%減となり、2カ月連続でマイナスとなった。百貨店同様、休日が1日少なかったことに、高めの気温により季節商品の動きが鈍かったことが不振の要因となった。

■北海道が3カ月ぶりに浮上

 地域別では、北海道が前年同月比2.9%増、九州・沖縄が同0.6%増で、この2カ所のみ前年比プラスだった。北海道は震災のあった9月以降前年比マイナスだったが、11月下旬から気温が低下したことで冬物衣料が動き、3カ月ぶりのプラスとなった。

 その他の地域は、四国(前年同月比:2.7%減、以下同じ)、中部(2.2%減)、中国(1.9%減)でマイナス幅が大きく、東北(0.1%減)、関東(0.3%減)、近畿(0.2%減)でも微減となっている。

(県田勢)

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