金沢駅西口の複合開発、施設名称が「クロスゲート金沢」に

金沢駅西口の複合開発、施設名称が「クロスゲート金沢」に

クロスゲート金沢のイメージ(オリックス発表資料より)

 石川県金沢市広岡のJR金沢駅西口で建設工事が進んでいる金沢駅西口複合開発の施設名称が、「クロスゲート金沢」に決まった。開発事業者のオリックスが23日、明らかにしたもので、2020年6月の開業を目指している。

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 金沢市は国内外から人・モノ・情報が集い、新しい価値を創造する世界の交流拠点都市を目指しているが、名称には金沢市の玄関口の施設として地域に貢献する思いを込めた。ロゴマークは、加賀五彩と呼ばれる黄土色とエンジ色でゲートをイメージした外枠に、3本柱をデザインして人が集まる様子をイメージしている。

 クロスゲート金沢は、金沢市が2016年に「インターナショナルブランドホテル事業」として公募した複合施設開発事業で、オリックスが金沢駅西側約7,400平方メートルの土地を取得し、2018年から建設工事を進めている。

 建物は地下1階、地上15階建てのツインタワーで構成され、延べ床面積が約5万4,000平方メートル。2つの建物をつなぐ低層階(1、2階)に売り場面積約3,100平方メートルの商業施設、中層階にハイアットが運営する「ハイアットセントリック金沢」(約250室)、「ホテルハイアットハウス金沢」(約90室)が入る。上層階は大京の高級分譲マンション「ザ・レジデンス金沢」(約110戸)となる。

 商業施設のすぐ上になる3階には、屋上庭園「みらいの丘」を設置する。ちょうど施設の中心的な位置にあることから、庭園内の広場で市民や観光客が集まるイベントを定期的に開催する予定。

 金沢市などによると、金沢市は2015年の北陸新幹線延伸とともに地域が活性化し、市内の年間宿泊客が2009年の約232万人から2017年に約319万人へ増えた。増加分のざっと4割を訪日外国人観光客が占め、リピーター率が高い。オフィス需要も旺盛で、新幹線開業効果が今も続いている。

(高田泰)

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