川と一体化した複合商業施設「タグボート大正」、18日オープン 大阪市大正区

川と一体化した複合商業施設「タグボート大正」、18日オープン 大阪市大正区

18日にオープンするタグボート大正(大阪市発表資料より)

 大阪市大正区は同区三軒家西の尻無川河川敷に、川と一体化した複合商業施設「タグボート大正」が、1月18日にオープンすることを明らかにした。川に面した第1期エリアのフードホールが開業したあと、春にはユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)を結ぶ定期船、夏には国内初となる川に浮かぶホテルが登場する。

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 タグボート大正は、京セラドーム大阪(大阪市西区)の対岸に位置する約3,200平方メートルの敷地に整備される。延べ床面積約1,600平方メートルの建物と尻無川に浮かべる台船には、18日からオープンする16店舗に加え、春の第2期、夏の第3期を含めて合計24店舗が登場する予定。

 開発場所は尻無川に沿った幅10メートルほどの細長い場所で、台船上でホテルや飲食店の一部を営業させることにより、にぎわいを水上に広げるのが最大の特徴。飲食店はクラフトビール店やバー、ピザ専門店、ハンバーガー店など主に若い層向けの店舗をそろえ、アーティストが演奏できるライブスポットも設置する。

 春にはUSJ行き定期船のほか、パドルボートの体験サービスや大正区の職人らと交流できるワークショップがスタートする。夏に開業するホテルは台船上に12室が用意される。2025年の大阪万博開催に当たっては、タグボート大正から会場となる此花区の人工島・夢洲まで送迎船の運航を計画している。

 大正区は川と運河に囲まれた地域で、6万人余りが暮らすが、若い世代の都心回帰などから人口減少に陥っている。河川区域の商業利用が規制緩和されたことを受け、大正区が新たなにぎわいの場所を設けようと、事業者を募り、外食事業などを営む大阪市のリタウンが整備を進めている。リタウンは年間来場客75万人、初年度売り上げ10億円を目指している。

(高田泰)

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