ドコモの最新技術に興奮 「docomo Open House’22」が見せた近未来

ドコモの最新技術に興奮 「docomo Open House’22」が見せた近未来

会場内風景

 NTTドコモの研究開発やXR、AI、セキュリティなどの最新技術を活用した様々なジャンルの取り組みを紹介する「docomo Open House’22」が、1月17日からオンラインで開催。初日の17日にメディア向け現地取材会が開催されたので行ってきました。

 受付を済ませて会場に入ると、とても広いフロアに「デバイス」「XR」「IOWN-5G Evolution & 6G」「ネットワーク」「AI」「グローバル」「教育・メディア・エンタメ」「スマートシティ」「働き方改革」「スタートアップ」「バーチャル展示」など、どこに行こうか迷ってしまうくらいたくさんのブースが並んでいました。

 記者が最初に注目したのは「XR」エリア。「XR」とはVirtual Reality(仮想現実)やAugmented Reality(拡張現実)、Mixed Reality(複合現実)などの先端技術の総称。

 「ARグラスによる新観光体験」と書かれたブースでは、ARグラスをかけるだけで周囲の観光スポットの情報が表示され、手軽に取得できる技術を紹介していました。これにより、地元の人だけが知っているレアなスポットに行くことができるそうです。

 さらに将来的にはSNSのように、自身が作成したマップをユーザー同士が共有できる仕組みも考えているそうです。近い将来、ガイドブックを持ち歩く必要がなくなるかもしれないですね。

 それから、ちょっと面白いと思ったのは鏡の前に立つだけで試着が完了してしまう「3D Dress-upシステム」を紹介していたブース。体験者が鏡のようなモニターの前に立つと、体型やポーズに合わせて衣装がARでリアルタイムにフィットし、実際に衣装を着ているかのような体験ができるというものです。

 これが実用化されれば、わざわざ脱いだり着たりする手間が省けて試着の時間が短縮されます。小さい子どものいる家庭では、パパやママが自分の服を買おうにも子連れだとゆっくり試着ができずに困ることがあります。そうした悩みを解決してくれそうです。

 次に移動したのは「教育・メディア・エンタメ」エリア。キョロキョロ周りを見ながら歩いていると気になる文章を発見。「オタクのみなさま、もう双眼鏡は要りません。」と書かれていました。

 このブースでは没入感のある360度のVR映像を見ながら他のアングルシーンも見逃さない「8Kスーパーインポーズライブ」、ユーザーの好きなアングルやズーム倍率の映像を高解像度で視聴可能な「8Kウルトラズーム」が紹介されていました。

 現在はコロナ禍で有観客ライブが少なくなり、配信ライブが多くなっています。配信ライブもたしかに良いのですが、やはり物足りない部分もあります。そんな時に自分の好きなアングルで推しを見たり、推しにカメラをズームさせたりすることができれば、満足できそうです。これは今の社会情勢にピッタリの技術なのではないでしょうか。

 続いて、スポーツが好きな記者はカメラマン・ディレクター・エディターなど1台で3役がこなせるという「STADIUM TUBE」が紹介されていたブースへ……。

 「STADIUM TUBE」は、AIカメラを用いたスポーツ映像伝達ソリューション。複数のレンズを搭載した専用カメラ「Pixellot」を用いて、ピッチ全体のパノラマ映像を撮影し、その後AIが映像を分析。プレーに合わせた視点の移動やズームを自動で行い映像を作成します。

 これにより、カメラを設置するだけで映像の撮影から配信まで可能になるため、人件費を抑えた低コストでのスポーツ中継が実現可能になるそうです。スポーツ中継を低コストで行うことができれば、競技人口が少ないマイナーなスポーツがテレビで放送されることが多くなるかもしれません。

 一足先の未来が体験できるという「バーチャル展示」エリアでは、端末上やVRゴーグルを付けることで、リアルタイムに動く3Dアバターの視点からVR空間を自由に見ることができました。

 例えば「ウルトラマン」とのコラボ映像では、巨大なウルトラマンとバルタン星人が戦っているところを、その場にいる視点で見ることができ迫力満点。

 また、VR空間を3Dアバターを使って移動できるため、戦っているウルトラマン側から見たり、バルタン星人側から見たり……。移動している時は踏まれてしまうのではないかと冷や冷やしました。

 さらに人気3人組ユニット「Perfume」とタッグを組んで制作したVRコンテンツも体験できました。歌っている3人が手の届く距離にいるような感覚で大興奮!今まで体験したことがない没入感でした。

 まだまだ体験したいブースはたくさんありましたが時間が限られていたため、やむなく断念。これは1日あっても回り切れないかもしれません。それくらい魅力的なブースが数多くありました。

 「docomo Open House’22」は1月19日17時まで開催。参加はイベント特設ページ経由で行えます。オンライン展示、バーチャル展示の閲覧は会期中24時間可能。アーカイブ展示が1月20日〜3月25日まで予定されています。

取材協力:株式会社NTTドコモ

(取材・撮影:佐藤圭亮)

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