「あかりの日」全国小学生ポスターコンテストの表彰式にチコちゃんが登場 「ボーっと生きてんじゃねーよ!」に子供たちも大喜び

「あかりの日」全国小学生ポスターコンテストの表彰式にチコちゃんが登場 「ボーっと生きてんじゃねーよ!」に子供たちも大喜び

「あかりの日」全国小学生ポスターコンテストの表彰式

 2019年で19回目となる「あかりの日」全国小学生ポスターコンテストの表彰式が10月19日、東芝未来科学館で開催され、人気MCのチコちゃんも登場。表彰式後には「あかりに無関心だと、チコちゃんに叱られる!?」キャンペーンの記者発表会も開催されました。

 「あかりの日」全国小学生ポスターコンテストは、10月21日の「あかりの日」にちなみ、一般社団法人日本照明工業会が、LED 照明の普及を目指した啓発活動の一環として、子どもたちに「あかり」を通じて「エネルギーを大切に使うこと」を考えてもらうきっかけになればと、毎年開催しているイベント。

 表彰式では、最初に日本照明工業会会長の平岡敏行さんが登場し、「省エネに有効なLED照明の普及をしていきたい」と話し、続いて環境省地球環境局地球温暖化対策課国民生活対策室室長の磯辺信治さんが「環境省ではCO2の削減に取り組んでいる。未来の地球のために省エネに協力してください」と訴えました。

 その後、表彰式が行われましたが、スペシャルゲストとして、NHK「チコちゃんに叱られる!」の人気キャラクター・チコちゃんが登場。会場の子供たちから歓声が上がりました。

 番組では鋭い突っ込みが持ち味のチコちゃんですが、最優秀賞を受賞した兵庫県の小学6年生・石丸輝莉ちゃんがステージに呼ばれた際は、年上のお姉さん(忘れがちですが、チコちゃんは5歳です)である輝莉ちゃんが緊張気味だったので、気持ちを和ませようと優しく接していました。そのかいあってか輝莉ちゃんは「最優秀賞を取れると思っていなかったので、すごく嬉しいです」と、チコちゃんと一緒に喜んでいました。

 ここでチコちゃんから「なんでLEDには虫がよりつかないの?」と、まるで番組のような出題が……。司会の方が「虫が嫌がる光線が出ているから?」と答えると、「ボーっと生きてんじゃねーよ!」といういつもの展開に、会場の子供たちも大喜び。ちなみに、答えは「人にも虫にも優しいあかりだから」。LEDのあかりには、虫の好きな紫外線が少ないのだそうです。博物館や美術館では、展示作品を紫外線で傷めない照明として、展示ケースにLEDを使用していることもあるようです。

 会場の子供たちが、ひとつ賢くなったところで表彰式は終了。その後「あかりに無関心だと、チコちゃんに叱られる!?」キャンペーンの記者発表会が行われました。

 「あかりに無関心だと、チコちゃんに叱られる!?」キャンペーンとは、チコちゃんと、2017年に提唱者であるリチャード・セイラー博士がノーベル経済学賞を受賞したことで注目される「ナッジ」の手法を使い、あかりの大切さを効果的に啓発するキャンペーン。

 スペシャルサイトの展開をはじめ、日本照明工業会に加盟するメーカーや全国の電材店や電器店でのポスター掲出やチラシの配布などを実施。また、チコちゃんのペアトートバッグが抽選であたるプレゼントキャンペーンも開催するとのことです。

 日本照明工業会会長の平岡さんによると、2017年の時点で日本国内で使用されている照明器具、約17億2900万台のうち、LEDを使用している器具(LED電球への置き換え含む)は、全体の34%。省エネを進めるため、普及率100%を目指しているそうですが、まだ使える器具を買い替えるのが「もったいない」との理由で変えない人が多いという現状を紹介。

 平岡さんは、2030年にLED照明器具の普及率が100%まで達した場合、2013年時点の消費電力量と比較して、なんと60%も削減されるという試算も紹介。そのため「幅広い年代に愛されているチコちゃんを起用し、このキャンペーンを通して、LEDの必要性を浸透させ、2030年にLED照明の100%化、消費電力量60%削減を目指していきたい」と話していました。

取材協力:一般社団法人 日本照明工業会

(取材・撮影:佐藤圭亮)

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