ミュージシャンの遊び心から生まれた アンプヘッド型キーハンガーにときめく音楽ファン続出

ミュージシャンの遊び心から生まれた アンプヘッド型キーハンガーにときめく音楽ファン続出

Pluginz Keychains

 外出する時になって「鍵どこにやったっけ?」と、しまった場所をうっかり忘れてしまう人も多いはず。初めからしまう場所を決めておけばいいのですが、筆者もついつい面倒臭くなってその場にポンッと置いてしまうタイプの人間です。

 そんなどこへしまったかすぐ忘れてしまうものぐささんも、これがあれば毎回、定位置に戻すことが楽しみになるキーハンガーがTwitterで話題を呼んでいます。初めて見た人は「アンプにプラグさすの楽しそう!」「マーシャルのキーハンガーなんてセンスよすぎかよ」と、鍵をかけるのではなく、プラグを刺すという新感覚のキーハンガーに心を奪われてしまったようです。

 音楽好きから絶大な人気を誇る「Marshall」のアンプを再現した今までにない斬新でオシャレなキーハンガー。もちろん公認商品です。日本国内で販売している三木楽器さんに話を伺ったところ、アンプヘッド型Jack Rack(ジャックラック)のキーハンガー「Pluginz Keychains(実勢市場価格 税抜4000円)」は、ミュージシャンのMike Striklin(マイク ストリックリン)さんが考案したものだそうです。彼は今までに自分のキーを何度もなくしており「どうすれば無くさないでおけるか、ミュージシャンとしての情熱から、音楽に関連したユニークなツールで管理できないか」と考え、Jack Rackのプロトタイプの開発に至ったそうです。

 その後、reddit(レディット)と呼ばれるコミュニティーサイトに投稿した途端に、注目を浴び、個人からオリジナルJack Rackのオファーを受けることに。それから、Mikeさんは「Pluginz」をオフィシャルなビジネスとしてスタートすることを決意し、彼の妻であるJennyさんにも手助けをしてもらいながら、商標を取り、クラウドファンディング Kick Starter(キックスターター)により出資を募ったとか。すると、30日も経たないうちに「Pluginz」は10000ドルの資金を得て、その後「Pluginz」は、redditでさらに注目を浴び、コミュニティで最も注目されるアイテムとしてトップに掲載され、そのほかの著名なSNSでみるみる拡散され売り上げを伸ばしていきました。

 MikeさんはそれからAtreyu/アトレイユ(カリフォルニア州オレンジカウンティのメタルコアバンド)のギタリストDan Jacobs(ダン・ジェイコブス)とチームを組み、そしてRockworld MerchのオナーでありDanの兄弟であるJoe(ジョー)も味方につけビジネスを拡大。Jacobs兄弟と協力しだして間も無く、Marshall, Engl and Friedmanなどの著名アンプブランドとライセンス契約をし、取り扱いディーラーを世界中に拡大することに成功。現在は、Jacobs兄弟により新製品の開発が進められているそうです。

 日本では、Mikigakki Import&Tradingにより輸入され2016年ごろから国内販売をスタート。商品には、プラグ型のキーチェーンが4本付属。壁に設置した本体ジャックに差し込むだけで使用できるとあり、音楽ファンからプロのミュージシャンまで幅広く愛用されるそうです。使い方としては、キーハンガーが最も多く、ほかにもキッチンやバーカウンターで、栓抜きやワインオープナーの保管場所として使用されることもあるそうです。ちなみに、壁に取り付ける際に穴を開けたくない場合は、厚みのある強力な両面テープで本体を固定して使用する人が多いそうですよ。

 なお、USのAmazonでは数百件の5星評価、Instagramでは実際に使用している写真が非常に沢山投稿されているとのことで、購入検討のために調べる場合にはハッシュタグ「#pluginz」「#jackrack」が参考になります。そして国内では、アマゾンや楽天のネット通販などで入手できます。楽器店派の人ならば、全国楽器店の楽器在庫検索サイト「デジマート」で調べるのが便利。各楽器店の在庫が確認できるようになっています。

2015年に会社を立ち上げてから2018年末までで10万個以上、200万ドルほどの売り上げたという大ヒット商品「Pluginz」。日本でも徐々に知られるようになり、ファンが続々増えているところですが、2019年1月に開催されるアメリカ最大の楽器見本市「NAMM SHOW」では、さらに注目される新製品が発売予定だそうです。新商品はどんなものになっているのか?音楽ファンの方は要チェックです!

<取材協力>
Mike Striklin
三木楽器

(黒田芽以)

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