平成で一番胃が痛かったのは? 朝日新聞が「平成胃痛大賞」投票開始

平成で一番胃が痛かったのは? 朝日新聞が「平成胃痛大賞」投票開始

「朝日新聞 平成胃痛大賞」投票開始

 4月いっぱいで「平成」の世が終わろうとしています。この30年余りの年月を振り返る企画が各種行われていますが、朝日新聞は株式会社明治の「胃弱ラボ」と協賛した「朝日新聞 平成胃痛大賞」を2019年2月28日から開始しました。平成を駆け抜けた様々な人々を部門ごとに、失敗、批判、プレッシャーなど「もっとも胃が痛い思いをしたのは誰か」という視点で候補をノミネートし、一般投票で選出するという企画。初日の2019年2月28日には、東京の新橋駅でこの企画を知らせる広告号外が配られました。

 生きていると、様々な要因で「胃が痛い思い」をしたことがあるもの。それに焦点を当てて平成の30年を振り返るという企画が「朝日新聞 平成胃痛大賞」です。スポーツ、文化芸能、ビジネス、ローカルの4部門でそれぞれ10の候補をノミネート。いろんな要因で胃が痛かったろうな……というエピソードが並んでいます。

 いくつかをご紹介すると、スポーツ部門では1997年と2007年、2度も「途中交代」の形でサッカー日本代表の監督に就任し、サポーターの期待を背負って指揮を執った岡田武史さん。近鉄バファローズから任意引退選手となって、当時「通用しない」という言葉も聞かれる中大リーグに挑戦し、ロサンゼルス・ドジャースでの1年目に大活躍し、オールスターの先発投手(現時点で日本選手唯一)にも選出されるなどトルネード投法で日米を席巻した野茂英雄さん。「霊長類最強女子」と呼ばれ、勝つことが当たり前という風に思われ続けたレスリングの吉田沙保里さんなど。



 文化芸能部門では、神取忍選手との血みどろの対決から「デンジャラスクイーン」の名で知られる女子プロレスラーだった現役時代から、佐々木健介選手との結婚後はフリーになった夫の「鬼嫁」マネージャーとして活躍、それと同時に家庭を大事にするおおらかな母性の持ち主となり、がんとの闘病も続けている北斗晶さん。紅白歌合戦の出場が途切れたのち、動画サイトでの「歌ってみた」動画から再度人気に火が付き「ラスボス」と呼ばれて愛され、コミケットにもサークル参加を果たし、他の参加者に対する丁寧な応対でも評判となった小林幸子さんなど。


 ビジネス部門では、低価格を打ち出して「空の規制緩和」の旗手となったのもつかの間、機材購入の違約金などもあって経営破綻するも、再びV字回復を果たした航空会社のスカイマーク。甲類焼酎と割って安価なビール風飲料としての人気が下火となるも、その「低カロリー・低糖質・プリン体ゼロ」の特徴が健康志向と合致して再び人気となった「ホッピー」など。


 ローカル部門では、低予算・低姿勢・低カロリーのローカルバラエティとして始まったものの、口コミで人気が全国に拡大。DVDシリーズが売り上げ1位になるなど全国で人気が爆発したHTBの「水曜どうでしょう」(旅の行き先を教えてもらえない大泉洋さんはさぞかし胃が痛いでしょう)。佐渡でトキの保護に取り組むも2003年にキンが死亡したことで日本産トキが絶滅。中国から同種を導入し、ついに野生放鳥にまで至った獣医の金子良則さんなど。


 この投票は、「平成胃痛大賞」公式Twitterアカウント(@heiseiitsu)をフォローの上、公式サイトから各部門での候補に「ツイートで応募」を選択すると行えます。投票数をもとに審査員(奥山晶二郎withnews編集長、兵庫医科大学内科学消化管科主任教授の三輪洋人さん、お笑いコンビNON STYLEの石田明さん、モデル・女優の佐野ひなこさん)の厳正な審査により、各部門賞と、その中から大賞が選ばれます。大賞と各部門賞の賞品はトロフィと、ヨーグルトギフト券・お菓子詰め合わせ5000円分。

 このほかにも、一般から胃が痛かったエピソードをTwitterで「#平成胃痛大賞」「#一般投稿部門」をつけて投稿すると、その中で一番となったエピソードにも「一般投稿部門賞」が与えられます。こちらは賞金12(いつう)万円と、トロフィ、ヨーグルトギフト券・お菓子詰め合わせ5000円分となります。ファイナリストとなった9名にも賞金1万2000円と、ヨーグルトギフト券・お菓子詰め合わせ5000円分が与えられます。また、投票に参加した人の中から120名にもヨーグルトギフト券・お菓子詰め合わせ5000円分が「投票参加賞」としてプレゼント。

 初日となった2月28日には、東京の新橋駅と、熊本県にあるJR九州豊肥線「平成」駅で、この「朝日新聞 平成胃痛大賞」を告知する広告号外が配られました。新橋では出勤中の方々が手に取り、ノミネートされた顔ぶれを確かめる様子も。この方々も雨の中満員電車に詰め込まれ、これから仕事で胃の痛くなる思いをするかもしれないと思うと、何とも言えない気持ちになりますね。



 熊本県熊本市の平成駅は、平成2年(1990年)に造成が終了したことにちなんで「平成」と名付けられた地区に平成4年(1992年)新たに開業した駅。まさに平成生まれの土地にある、平成生まれの駅です。こちらでも珍しそうに号外を受け取っていく姿が見受けられました。



 この「朝日新聞 平成胃痛大賞」の投票期間は2月28日〜3月18日の11時まで。各賞の発表は3月28日を予定しています。

【訂正とお詫び】
初出時、一部記載に誤りがありました。胃痛ラボは胃弱ラボの誤りです。訂正し、お詫びいたします。

(取材:咲村珠樹・佐藤圭亮)

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