三井化学:自動運転時代を見据えた透過型人工表皮がモニターやボタンを不要にする

三井化学:自動運転時代を見据えた透過型人工表皮がモニターやボタンを不要にする

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自動運転が実現すれば、様々なシートアレンジが可能になるだろう。だがその時、どのようにスイッチ類を操作するのだろうか? その一つの答えとなりそうな展示物が三井化学ブースに展示されていた。TEXT:川島礼二郎(KAWASHIMA Reijiro)

 材料技術に抜きんでた実績を持つ三井化学と、同社グループにあって、ものづくり技術に定評のあるアーク。その両社の強みを活かして開発されたのが、透過型人工表皮アームレストだ。

 アームレスト下部(コンソールボックス)にプロジェクターを内蔵しており、アームレスト表皮に画像を投影するのだが、驚いたことに、このアームレスト表皮がタッチパネルの役割を果たす。

 アームレストに採用された人工表皮はミラストマ―という商品名であり、龍田化学が開発したもの。極めて光透過率が高い。ミラストマ―の下には、スタビオという透明度の高い透明中継材料が敷かれており、さらにそのスタビオの下、人工表皮から見ると約10mmほど下にタッチパネルが置かれている。
 自動運転の時代になれば、シートアレンジが多様化する。そのとき本技術があれば、例えば、ドア内面や天井にもタッチパネルを装備できるから、ボタンやモニターが不要になる。

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