【乗り込むシリーズ Vol.05・トヨタ・カローラスポーツ】184cm/177cm/164cmの3人がスペースユーティリティをチェック

【乗り込むシリーズ Vol.05・トヨタ・カローラスポーツ】184cm/177cm/164cmの3人がスペースユーティリティをチェック

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クルマに定員フル乗車したときのスペースは? と後席に座ったり、リヤゲートの高さを見てみようと立ってみたり、インプレッションがあるかと思えば後席のみ、という異色不定期連載【乗り込むシリーズ】第5弾。184cm(♂)177cm(♂)164cm(♀)の居住性チェッカーズが、トヨタ カローラスポーツのサイズ感をチェック。居住性は? 後席の乗り心地は?

 こんにちは。【乗り込むシリーズ】第5弾です。前回が番外編だったため、チェッカーズ(身長184cm、177cmの男性と164cm女性)の息はまだ合わず……ですが、そんなことはおかまいなしにサクサク進めましょう。
 今回は菅田将暉さんと中条あやみさんのCMも人気、思わず歌いたくなる軽快なCセグ・トヨタ カローラスポーツをチョイス!

それでは、サイズのおさらいから

 カローラスポーツのボディサイズは
全長×全幅×全高:4375mm×1790mm×1460mm
ホイールベース:2640mm
 となっている。
 
 購入時の比較車両としては、サイズ・値段を加味すると、スバル・インプレッサとなるだろうか。インプレッサのサイズは、
全長×全幅×全高:4460mm×1775mm×1480mm
ホイールベース:2670mm
 比較するとカローラスポーツは、スバル・インプレッサより
全長がー85mm(少し短い)
全幅はー15mm(ほんの少し狭い)
全高はー20mm(少し低い)
 となっている。カローラスポーツのほうが少しだけ小さい。

 ちなみに、価格帯は違うが、いまであればマツダ3FASTBACKとも比べたくなるかもしれない。サイズを見てみよう。
全長×全幅×全高:4460mm×1795mm×1440mm
ホイールベース:2725mm
 比較するとカローラスポーツは、マツダ3FASTBACKより
全長がー85mm(少し短い)
全幅はー5mm(ほんの少し狭い)
全高は20mm(少し高い)
 となっている。

 それでは、実際に座ってみよう。

身長164cmの女性ドライバーが前後に座ると……後席の膝前は21cm!

 164センチが前後であれば、余裕の21センチだ。これは長距離でもOKなクリアランスと言っていいだろう。

ドライバーが164cm(女性)のとき、ほかの2名が座ると?

 ドライバーが164センチ前後の場合、184センチの乗員が後席に座ったときのクリアランス9センチを余裕とみるかどうかは別として、後席にはほぼ不満がない、と言っていいだろう。

身長177cm男性が前後に座った場合は?

 7センチ。なかなか微妙な数値だが、相当な長距離でない限りはOKと言っていいだろう。
 参考までに、177センチがドライバーの場合にほかのふたり(164センチ、184センチ)でどうなるか座ってみよう。164センチで15センチ、184センチだと……指一本分でした。
 177センチほどのドライバーの場合、不満なく移動するための後席身長のマックスは175センチあたりか。

では、184cm 男性が前後に座ると……

 ドライバーのリクライニングポジションにもよると思うが、184センチが前後に座った場合のニークリアランスは2.5センチ。とはいっても、前後に180センチオーバーが乗り込むことも稀かと思われるので、ドライバーが184センチだった場合のほかのふたりのニークリアランスをみてみよう。

 164センチ乗員が後席に座ると、膝前クリアランスは15センチ。充分だろう。では、177センチ乗員の場合。6センチ。やはり少々微妙か。脚を組むこともできないし、こちらも長距離は無理ですね。

そんな3人が後席に乗ったら……?

 身長184/177/164センチの大の大人3人が後席に座るとどうなるか?
 この3人の組み合わせは、後席の乗員サイズとしてはもっとも大きな組み合わせで、ほぼこんなシチュエーションはないと思われるが、ご参考までに。

 乗れます。はい。相当ミッチリしていますね。肩は完全に被ります。冬季は服装がかさばるので完全にアウト。夏季は触れ合いを気にしなければOK。ただ、ヘッドクリアランスがこのサイズ感では優秀でした。左右に座っても、首を曲げる必要もありません。
 結論としては、毎度のことながら、この身長の3名乗車はおススメしません。なんでわかっていることなのに毎度必ずしますかね、と思われるかもしれませんが、重要なチェック項目なのでご容赦ください。

 なにがわかるか。そうです、子どもや160センチ前後の乗員が3名、と考えると、充分ということがわかるのです。ね、重要でしょ? さて「充分」と言うだけの理由はなんでしょう。

センタートンネルがなくフラット!

 これはすばらしいポイントです! 脚を左右に流すことなく座れるので、スカートでもOK! 足元だけで感想を述べるならば、3名乗車でもまったく問題なしです(乗り込んだときに違和感がなさすぎて、センターのチェックを忘れてしまったくらいです……)。

 それでは居住性から少し脱線して……

リヤゲートの高さはこんな感じ

 ひとつ「おっと、違った!」と思った点が、ゲートオープナーのスイッチの場所。堂々たるリヤエンブレム部がオープナーかと思ったら……その下側でした(ちなみに、エンブレム部にはリヤモニターカメラが内蔵されていました)。

「エンブレムは神聖なもの。そこに機能をつけるのはご法度!」という考えも多く残っていると思うが、純粋に使いやすさだけを考えたら、エンブレム部がオープナーだったら荷物が多いとき格段にラクだろうな、というのが正直な感想。

後席の乗り心地はどうだろう

 カローラスポーツは、とにかく自分で運転するのが楽しい。そんなわけで例によってドライビングインプレッションは巷にたくさん出ているものを参考にしていただきつつ、マイナー感極まれりな後席の乗り心地です。2名以上で乗車することが多いかたはご参考までに。

 後席がひとりの場合、少しふわふわする感じがある。上下の突き上げ感ではなく、ふわふわと円を描くようなイメージだ。運転席・助手席後ろの後席というふたり乗車が影響しているのだろうか。円を描く、と表現したが、その動きにはばらつきがないため、乗っていると酔ってしまうほどの気持ち悪さはない。
 これは運転席・助手席の2名乗車のときには感じなかった揺れ具合。さらにいうなら、ハイブリッドに同じように前後1名乗車したときには感じなかったため、やはり車重が関係しているように思う。
 比べるとハイブリッドの車重1400kgに対して、今回のマニュアル1.6ターボは1300kg。100kgの差があり、ハイブリッドがリヤにバッテリーが積んであることを考えると、この感覚はやはり軽さによるものと考えられる。
 事実、4名乗車になると急に落ち着き、ひとりで後席に座っているときよりも格段に乗り心地はよくなった。積荷が重ければまた、感じかたが変わるのだろう。

カローラスポーツをオススメしたいのは、この年代のかた

 そう思うと、やはりアタマに浮かぶのは「デート使用」「グループ使用」。う〜、言葉にするだけでキュンとします。まさにCMのイメージ。ふたりで歌いながらドライブ。みんなでワイワイ乗りながらドライブ。脳内にCMがぐるぐる回ります。あ〜羨ましい。

 羨ましい羨ましい、と思うにはひとつワケがあります。

 車両デザインが、若い! 感覚としては20〜30代のかたが似合う車両デザインです。本当は学生に乗ってください! と言いたいところですが、210万6000円〜という値段をみると、学生が乗るというのはなかなか厳しめでしょうか(ファミリーカーに推してください!)。

 よって前述したように30代までのかたにオススメです。パワートレーンは1.2?ターボと1.8?ハイブリッドの2種類。どちらかというとハイブリッドがオススメなのですが、MTの面白さも捨てがたいです。使用シチュエーションで、選んでくださいね。

 さすがに40も半ばの年齢だと、もう少し落ち着いたデザインを選んでしまうかもしれないな、と思いつつ、学生時代、いやせめて10年早くこのクルマがあってくれたら! とほぞを噛むのでした……。

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