作業服「ワークマン」が新業態 アウトドアで若者客つかめ!

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 作業着などの作業用品販売大手の「ワークマン」が、初めてアウトドアファッションの専門店を東京・立川市に開きました。視点を変えて新たな顧客開拓を狙います。

 道路沿いで見掛ける黄色と黒の看板でおなじみの「ワークマン」は、さまざまな作業用品を販売する専門店で、建設現場などで着るプロ向けの「作業着」が人気です。お客も「ワークマンのイメージは作業着・作業ズボン。品質は割といい」と話します。

 そのワークマンが9月5日、初めてショッピングセンターに出店しました。立川市内のららぽーとにオープンしたのは業務用ではない、一般客をターゲットにした新業態「ワークマンプラス」です。店舗には鮮やかな色使いや明るい照明が使われ、初日から多くの一般客でにぎわいました。この店で扱っているのは9割が従来型の店と同じもので、プロ仕様の品質の良さを、いま人気が高まっているアウトドア用として一般客の心をつかもうというものです。ワークマンの土屋哲雄常務は一例として「このレインウエアは、もともと道路工事や雨の日の工事用だったが、バイクに乗る人が使い始めて非常に人気商品になった。いま一番の人気商品」と話します。また、「マネキンは今までの825店舗には一体もない。今回初めて着せてみると、意外と『ワーク』ではなく『アウトドア』だと感じた」と話しました。

 通常の店舗とは異なる雰囲気の店づくりで、女性や若い世代にカジュアルなイメージを訴えます。訪れた客も「(通常店舗は)暗いというか、整然としている、並んでいるだけという感じ。ここはちゃんとファッションショップみたい」「今までの店舗イメージは作業する人のため。こっちはおしゃれ」「普通の(アウトドアの)ショップと変わらない」などと話していました。

 高品質ながら価格を抑えた商品を知ってもらうことで、通常の店舗にも立ち寄ってもらう効果も狙っています。土屋常務は「この店舗を見て、同じものを全国の825店舗で売っているので、ぜひワークマンの店に入ってほしい」と期待を寄せます。

 今後は2、3年の間にこの新業態を全国におよそ100店舗展開し、アウトドアウエアの市場に挑んでいきたいとしています。