閑散とする東京都心で… 赤字覚悟!お盆限定サービス店

 東京都心の飲食店はお盆の期間中、客足が遠のく、いわゆる「夏枯れ」が起きています。こうした現状を乗り越えようと、ステーキの食べ放題など赤字覚悟のサービスを打ち出して売り上げを伸ばそうとする飲食店を取材しました。 東京駅から程近い場所に店を構えるワインバルは、100種類を超えるワインやアメリカ農務省の格付けで最上級ランクを獲得しているジューシーなアメリカンビーフが売りの店です。ここではお盆時期の集客の起爆剤として今年からボリューム感たっぷりの牛リブロースステーキの食べ放題サービスを始めました。近年流行している熟成肉をミディアムに焼き上げた、ジューシーで軟らかなステーキをいくらでも食べられます。この店では食べ放題を導入したことで、通常の期間と同じぐらいの売り上げに戻ったということです。 また、光り輝く豪華な海鮮丼がお得になるサービスを行っているのは、学生の街・高田馬場にある、豊洲市場から毎日仕入れる新鮮な海の幸を味わえる居酒屋です。この店の「お盆対策」は、SNS映え間違いなしの看板メニュー「魚介パフェ」です。通常価格2480円のところをお盆期間中は半額の1240円に設定し、単品だけのオーダーだった場合は赤字という大胆な価格設定です。注文した客は、その見た目から、多くの人が写真を撮ってインターネットに投稿していて、口コミで広がり、集客につながっているということです。この半額サービスによって、例年落ち込んでいたお盆期間中の売り上げを挽回することができました。 飲食業界にとって厳しい時期に“お得なグルメ”で売り上げアップを図ったことで、店も客も“おいしい”お盆休みになったようです。