ジムニー知りたきゃここを見ろ!スズキオフィシャル「JIMNY HISTORY」

ジムニー知りたきゃここを見ろ!スズキオフィシャル「JIMNY HISTORY」

ジムニー知りたきゃここを見ろ!スズキオフィシャル「JIMNY HISTORY」の画像

2018年7月、約20年ぶりにフルモデルチェンジを果たしたジムニー&ジムニーシエラ。1970年に初代LJ10型が世に出てから48年。第4世代となる最新型は、過酷な環境でプロが使う道具として耐えうる圧倒的な信頼性、機能追求から生まれた無駄のないデザインが一般の人たちにも支持され、異例の大ヒットとなっているのは承知の通り。

最新モデルであるJB64型ジムニーとJB74型ジムニーシエラの登場を機に、歴代ジムニーを詳しく知りたくなった人も多いのでは。ジムニーの歴史をたどる本は軒並み品薄状態で、中には1万円を超える値が付いているものもあるほど…。

実はスズキは、新型ジムニー登場に合わせスペシャルサイトを公開しています。この中にある「ジムニーの歴史」というメニューが、とにかく資料性が高くてビックリ!

では歴代ジムニーを振り返りながら、ジムニースペシャルサイトを見ていきましょう。

 

■歴代ジムニーの貴重なカタログをダウンロード!
ジムニースペシャルサイト内の「ジムニーの歴史」では、初代LJ10型から先代のJB23型&JB33/43シエラまで、年表形式で紹介されています。写真をクリックすると各モデルの解説が表示されます。

簡潔に書かれたモデル解説とともに、各モデルのスペックが表記されています。こういったデータがオフィシャルで公開されるのはとても貴重! これを見ると、初代LJ10型ジムニーは最高出力25ps、最大トルク3.4kg-mで山間地を多くの荷物を積んで走っていたことがわかります。2年後の1972年に登場したLJ20型はエンジンが空冷から水冷に。そして最高出力が3ps、最大トルクが0.4kg-mアップしています。

そしてこのサイトの素晴らしいところは、歴代モデルのカタログがダウンロードできることです! LJ10やLJ20のカタログなんて、そもそも見たことすらないという人がほとんどのはず。

 
■初代(1970年〜)
▼LJ10型(1970年)

LJ10型のカタログを開いて最初に飛び込んでくるのは、一面砂地という場所でテンガロンハットを被りジムニーに乗る男の姿。そして、ジムニーは建設、土木、林業、漁業、農業などあらゆる産業で活躍できることをアピールすると同時に、アミューズメント性にも満ち溢れているとアピールします。

ジムニーの登場は新時代の幕開け。まさにカタログで表現された通りになりました。次のページに掲載されている、つり橋建設現場で活躍するジムニーの写真もしびれます。

 
▼LJ20型(1972年)

LJ20型のカタログでは、大半が砂漠の約1000マイル(約1600km)のコースを不眠不休で走ることから「もっとも過酷なレース」といわれるバハ1000の前身、メキシカン1000への参戦レポートを掲載。

走行条件の悪さから、メキシカン1000に参加する車両はビッグパワーを誇る3L〜7Lクラスのマシンが中心。しかしあまりにも過酷な環境ゆえ、次々にリタイア。そんな中、わずか360ccの水冷エンジンを搭載したジムニーは無事故で34時間走り抜いたことが紹介されています。

また、このモデルからクローズドボディのバンも追加されています。悪路を走る時もほこりなどをシャットアウトするので、乗用車のように快適に乗れることがアピールされています。

 
▼SJ10型(1976年)

1976年の軽規格改正にともない登場したSJ10型ジムニー。550ccになったエンジンは最大トルクが5.3kg-mに拡大。登坂力は39.7度になりました。街中でカップルが買い物を楽しんだり、砂地や川辺のドライブを楽しんだりしている写真がメインカットで使われるなど、レジャー色を高めたカタログが印象的。

ボディカラーは山吹色(ギリシャンオーカー)とややくすんだ緑色(シリウスグリーン)の2色を用意。どちらも現代のクルマにはない雰囲気でオシャレ!

 
▼SJ20型(1977年)

ジムニーに初めて大排気量エンジンを搭載したのが1977年に登場したジムニー8(SJ20)。ジムニーシエラの前身となるモデルです。

元々は輸出を目的としたもので、それを日本仕様に直して販売されました。エンジンは0.8Lで、エンジンはスズキ初の4サイクルとなりました。カタログでも4サイクルであることを強く打ち出しています。

日本仕様は幌モデルとバンの2種類ですが、輸出仕様はピックアップトラックも用意されたそうです。

 

■2代目(1981年〜)
▼SJ30型(1981年)

1981年、ジムニーは2代目(SJ30型)へとフルモデルチェンジ。乗用車としての快適性が大きく高められています。ブティック前、ゲレンデでのスキー、荒野でのランドセーリングなど、SJ10型のカタログ以上にレジャーの雰囲気を押し出しているのが印象的。女性ドライバーが運転している写真を使用しているのも、快適性や運転の容易さを表現しているものと思われます。

また、インテリアの写真も大きく掲載され、高級感が高まっていることが強調されています。

SJ30型は、ソフトトップ+従来の幌ドアに加え、ハーフメタルドアとフルメタルドアを追加。バンも商用と個人向けの2種類が用意されるなど、豊富なボディバリエーションから選ぶことができるようになりました。

 
▼JA71型(1986年)

1986年、ジムニーは2サイクルエンジンから4サイクルターボエンジンに変更されました(2サイクルのSJ30も併売)。インタークーラーターボは最高出力52ps、最大トルク7.2kg-mに。燃料噴射量を最適にコントロールするEPI(電子制御燃料噴射)システムも搭載されています。

ボディタイプはフルメタルドアの幌とバン、さらに1987年にはパノラミックルーフと呼ばれる天窓のついたハイルーフ仕様も登場しました。パノラミックルーフの紹介文として、カタログには「ヘルシーな気分が盛り上がります」と書かれています。好景気だった時代ならではの言い回しですね。ちなみにパノラミックルーフは、JA71よりも先に発売されたジムニー1300(JA51型)で初採用されました。

 
■古めのジムニーが欲しい人は、まずここを見てスペックや機能を把握しよう

これまで紹介した歴史的なモデル以外にも、JA12やJA22(どちらも2代目)、先代モデルとなる3代目のJB23など、今でも中古車が多く流通しているモデルのカタログも見られます。初代から懐かしく眺めたい人はもちろん、これから中古ジムニーを買おうとしている人は、ぜひこのスペシャルサイトをじっくり読みこんでみてください。

とくにカタログは、自分が欲しいモデルにどんな機能がついているのか、どのようなメカニズムが載っているかなどを知る貴重な資料になります。いつか乗ってみたいと考えているなら、今のうちにカタログをダウンロードしておくことをおすすめしますよ。

>> スズキ「ジムニー スペシャルサイト」

 

[関連記事]
【スズキ ジムニー刷新@】これは人気出そう!20年ぶり一新の4代目は“伝統と先進の融合”

吉田由美の眼☆知ってた?ジムニーの隠しキャラは“サイ”だったんです!

【ジムニーVS.ハスラー】どちらが好み?オフロードに強い人気の2台を乗り比べ!

(文/高橋 満<ブリッジマン>)