装備厳選!プライベート小型機で行くバックパック離島キャンプの旅

装備厳選!プライベート小型機で行くバックパック離島キャンプの旅

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<不自由を自由にする野営スタイル>
「不自由は自由だ!」をモットーに、不便がいっぱいな自然の中でいかに快適に過ごせるかを考え、キャンプをしているRYUです。

連載第5回目の今回はなんと、チャーターしたプライベート小型機で行く離島キャンプを紹介します。

そもそも、離島キャンプを目指したのは、

1.厳しい条件下でも快適にキャンプができるか?
2.行ったことのない地でキャンプをしたい!

という2つの思いから。

個人的に、キャンプのスキルを上げるためには、さまざまな場所でキャンプをしたり、それぞれのキャンプにテーマや目的を持った方がいいと思っています。

例えば、風を防ぐ木々がない湖畔と、木が生い茂っている森林キャンプでは風の強さが違います。だから、テントを張る立地や向きを考えなければなりません。

普段クルマでキャンプするときはキャンプ道具の重量やかさはさほど気にする必要はありませんが、キャンプ地に行くまでに山を歩かなけばならない場合は、最小限の軽量ギアを選択しなければなりません。

同様に、離島でキャンプをするには、目的地までさまざまな乗り物に乗り換えなければなりません。そのため最小限の荷物で行く必要がありますし、離島の場合、キャンプ地が海に近いことが多いため、キャンパーにとって最大の敵、強風対策を想定する必要があります。

そのような条件の中でも快適に、楽しく、わくわくするキャンプができるか? それが今回のテーマだったわけです。

もちろん、きれいな海や自然の中で、かつ行ったことのない地でのキャンプ、というのも目的の1つでした。

そこで今回、厳しい条件下で持っていった装備と荷物の軽減方法、そしてどうやって離島に行くのかをご紹介します!

■まずはRYU流キャンプの装備を減らすコツ!

離島に行く場合に限らず、キャンプをしている方であれば、一度はもう少し荷物を減らせないかな? と思ったことありませんか。

今回も同様で、チャーター機「クエストコディアック100」に積載できる個人の荷物は、1人約20〜25kgという制限がありました。それだけに装備品を厳選。

普段から、どのように荷物を減らしているかのコツは以下の通りです。

1.キャンプ道具を入れるモノ(箱やバックパックなど)を小さくする!

バックパックやスーツケースなどの入れものを決め、そのサイズを小さくすればいいのです。ちなみに私のおすすめのサイズは30〜40Lくらいのバックパック。このくらいの容量があれば、2泊3日くらいのキャンプであれば、十分にキャンプを楽しめるギアを持って行けますよ。

2.実際にキャンプをしてみて使わなかったものは、次回は持っていかない

キャンプで使わなかったものは、必要がないから使わないのです。

「せっかく買ったし、何かの時は使うかも!」という気持ちは捨ててください。「これ持っていけばモテるかも!」で持っていくのはぎりぎりOKです(笑)

使わないものは持っていかない! という断固たる決意をしてください。

3.熱源は焚き火のみ

火器類はかさばりますので、調理をしたり、暖を取ったりするのはすべて焚き火でまかないましょう。

焚き火を学べば、火力調整もできますから調理も問題ないですし、暖を取る際にも焚き火ひとつで十分真冬でも快適に過ごせます。私はマイナス10℃くらいまでしか経験はありませんが(笑)

4.料理はできるだけ下準備して持っていく

調理器具はかなりかさばりますよね?

今回は飛行機の重量制限があったので現地で食材を買いましたが、キャンプ料理は献立を決め、可能であれば下準備までしてから行くと、調理器具も調味料も最低限で済みます。

あと、お酒飲む方は、ビール等の缶類は持っていかず、ウィスキーなどのリキュール系1本にすれば荷物軽減につながりますよ。

5.クッカーは飯ごうを使うべし!

私は飯ごうこそ、最強のクッカーだと思ってます。

かさばらない上に軽く、「煮る」「焼く」「蒸す」「茹でる」といった、すべての調理が可能です。

そして一番気に入っているポイントは、内部にマグカップをきれいに収納できる点。さまざまなクッカーはありますが、マグカップを2個(サイズ違いであれば合計4個)収納できるのは、飯ごうだけではないでしょうか。

なので私は、飯ごうの中にマグカップ、調味料、カトラリーを入れています。

6.落ちている木を利用せよ!

ペグ、ポール、ランタンスタンドなど、すべて必要に応じて木で作ればよいのです。

または立ち木を利用し、ロープワークを駆使すれば、幕は張れます。これだけでかなりの重量軽減につながります。

私なりの荷物軽減テクニックはお分かりいただけましたでしょうか?

もちろん、お気に入りのギアは持って行きたいですし、眺めているだけでニヤニヤできるギアもあると思います。それはそれで、持って行けばいいのです。無理のない範囲でできることをやっていきましょう!

■今回の離島キャンプに携行した装備は?

ひと言でキャンプといっても、そのスタイルは人それぞれ。今回、チャーター機で行ったキャンプ旅用の装備を紹介します。

個人の荷物の重量制限がありまして、メンバーの人数、体重にもよるのですが、今回は約20〜25kgという制限がありました。また、ガソリンや、灯油、アルコール、ガスなど可燃性の高いものの持ち込みは不可なので、そのあたりを考慮しての装備となります。

1.居住空間
・アクアクエスト 「3×3mタープ」(今回は重量制限があるため、軍幕ではなく、タープ泊を選択)
・グランドシート
・モンベル「バロウバッグ #0」
・サーマレスト「Zライトソル」(睡眠時のマットとしても、イス代わりにもなりますよ)
・エルパソドル「ブランケット」(ラグ。防寒や、焚き火の火の粉対策に)
・シートゥサミット「エアロプレミアムピロー」枕

2.調理器具及びカトラリー
・ドイツ軍 飯ごう(この中に調味料、チタンマグ、カトラリー一式が入っています)
・ウェットティッシュ(ちなみに友人は赤ちゃんのお尻拭きを持ってきてました。←実話)
・キッチンペーパー
・MSR「アルパインDXカッティングボード」(まな板)
・タナカブンキンゾク「フォールディングトング」(トング)
・イーグルプロダクツ「ケトル」(やかん)
・ウォーターバック
・ソーヤー「ソーヤー ミニ」(浄水器 ※今回はキャンプ場なので必要はありませんが)

3.防寒具・雨具
・アークテリクス「レインウェア」
・マムート「ライトダウン」
・マーモット「フリース」

4.焚き火周り
・ピコグリル「ピコグリル398」(今回は5名でしが、ほとんどこれ1つでまかなえました)
・グリップスワニー「G1」グローブ
・火口セット(麻紐、ファットウッド、白樺の樹脂、チャークロス、火打ち石、火打ち金)
・ファイヤーブラスター

5.刃物類
・ファルクニーベン「A1」(ナイフ)
・バレステリカ「スクラマ ミニ」(ナイフ)
・グレンシュフォシュ・ブルーク「ハンター」斧
・神沢精工「サムライ一撃」(ノコギリ)
・レザーマン「ウェーブブラック」(マルチツール)

6.その他
・トイレットペーパー
・パラコード
・スント「シルバA-30」(コンパス)
・チタンペグ 24p(ペグとしてはもちろん、穴掘りにも代用)
・虫よけ
・メディカルキッド
・スルーナイト「TH20」(ヘッドライト)
・ルーメナー「ルーメナー2」(LEDランタン)

ちなみに重量は11.7kgでした。まだまだ荷物は持っていけますね!

今回はキャンプ場だったため、この中で使用しなかったのはノコギリと、トイレットペーパー、マルチツール、コンパス、レインウェア、ダウン、浄水器、季節的に虫よけでした。

■そもそも、離島キャンプってどうやって行くの?

離島といっても数多く存在するのですが、今回は都心から一番近い、伊豆大島を目的地としました。

まず、大島へ行くための交通手段はいくつか考えられます。

@ 泳ぐ
A 船
B 飛行機

よっぽどの強者でない限り、@は難しかと思います(笑)

Aに関しては、船の運航スケジュールが1日朝1便しかないことや、時間が2時間近くかかるため、今回は、飛行機を選択。

離島に行きたいと思ってネット色々調べてみたのですけど、船で行くにも、飛行機で行くにも、非常に面倒くさい。

情報収集も大変で、港はどこから行けるとか、駐車場はあるのかとか、料金はいくらかかるとか…。運航時間を調べたり、島へついてかの移動手段を調べたりすると、とんでもない時間がかかります。そうこうしているうちに。「ドラ○も〜ん」と叫びたくなります。なので、今回は、ドラ○もん並みに、自分好みの旅程を自由にカスタマイズしてくれる「SKY TREK」さんをチョイスしました。

こちらの会社は、小型航空機をチャーターしてくれて、私のワガママを形にしてくれるんです。希望だけ伝えて、もちろん飛行機のチャーターから、島についてからのレンタカー、キャンプ場の予約まで、すべてを行ってくれます。本当に楽ちんでした!

離島に向け、いざ出発!

空港は、埼玉県比企郡川島町にあるホンダエアポート。

いやー、飛行機がかっこよすぎです! 一気にテンションがあがりました!!

機体はパイロットを除いて、MAX6人乗り。今回はSKY TREKのメンバー2人と、我がキャンプ仲間4名で乗り込むことに!

いよいよ離陸

機内に入って一番驚いたのは、コクピットが間近に見えたこと。

旅客機ではコクピットに入ることすらできませんものね。

パイロットと管制との無線のやり取りや、操縦が見られて、自分が操縦している気分になれますよ!

フライト高度は900〜1000mだそうで、普段生活している街が空から見えてテンションMAX。

13:07発のフライトで、伊豆大島に到着したのが13:40分ごろ。

飛行時間はわずか30分弱とアッという間に到着してしまいますが、興奮連続の空旅でした。

ちなみに、乗り物酔いをする方は心配させるかもしれませんが、乗り物酔いに極端に弱い友人が大丈夫だったので、埼玉〜伊豆大島の30分くらいであれば問題ないかと思います!

* * *

制約があり、装備品が制約された今回のバックパックキャンプ。それこそモットーである「不自由は自由だ!」そのもの。

いかにして初めて訪れた伊豆大島のキャンプ地で快適に過ごしたのか? 

次回の伊豆大島キャンプ編では、なかなか見られない快適キャンプテクニックや、おいしい料理の数々をご紹介します!

>> SKY TREK

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(文・写真/RYU)

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