「ザ・ノース・フェイス」の本気が詰まっているテクニカルバックパック

「ザ・ノース・フェイス」の本気が詰まっているテクニカルバックパック

「ザ・ノース・フェイス」の本気が詰まっているテクニカルバックパックの画像

いまやブームではなく一般化したビジネスリュックですが、その火付け役となったのは、ザ・ノース・フェイスの「シャトルデイパック」で間違いないでしょう。そして、ビジネスリュックがこれほどまでに定着した理由も、ここにあると考えられます。アウトドアブランドが手がけたリュックだから背負いやすい! これに尽きると思います。

そんなザ・ノース・フェイスのアウトドア用バックパックは、スゴイのひとこと。もちろんPC収納などは付いていませんが、背負いやすさ・使いやすさはビジネスリュックをはるかに凌ぎます。そこで今回は、本気度120%のテクニカルパック「Banchee 65(バンチー65)」を紹介します。

 

「Banchee 65」(3万5640円)は、65リットル容量の大型バックパック。ザ・ノース・フェイスは数多くの登山用バックパックをラインナップしていますが、この「Banchee」は今年3月に登場した新シリーズです。限られた時間の中でより速く、より長く行動するために作られたトレッキングモデルで、非常に軽量でありながらフィット感と通気性に優れたバックパックとなっています。

高い機能性として一番わかりやすいのが背面構造。ベンチレーション効果を高めるために、トランポリン構造の背面パネルを採用。背面にメッシュパネルが付いていて、背中とバックパック本体に隙間ができるので蒸れにくいんです。クッション性もあるため、歩くたびにバックパックが背中に当たるようなこともありません。

そしてフィット調整が超簡単。ザ・ノース・フェイスの新技術「DYNOLITE」システムを搭載していて、右肩の赤いバックルが付いているストラップを引っ張るだけで、トップスタビライザーを左右同時に調整可能。背負ったままで瞬時にベストな位置にフィッティングでき、緩める場合もバックルを開放するだけと、こちらもワンタッチ。出発も休憩もスピーディに行動できますね。

さらに背負ったままで背面長まで簡単に調整できるところがスゴイ。右下のストラップを引っ張って調整可能。ワンアクションでフィッティングできる、革新的な構造になっています。

バックパックを背負って、まずは右下の背面長を合わせるストラップを引く。バックパックが吸いついてくるようなイメージで、自分の背中に最適化され、その後右肩のストラップを引っ張って肩のポジションを調整します。すると自分とバックパックが一体化し、荷物が軽く感じられるようになります。この快適さはタウン用リュックでは味わえません!

背負い心地の良さはもちろん、使い勝手の良さも抜群。メインコンパートメントへのアクセスもワンタッチで。開口部は、上の写真の黄色いストラップを左右に引くだけで開けられ、グローブをしたままでも簡単に荷物を取り出せます。ドローコードのバックルを緩める“ひと手間”を省いただけに見えますが、こういったディテールを一つ一つ積み重ねることで、快適性を向上させているのです。

また本体下部には、メインコンパートメントにアクセスできるボトムファスナーも付いているので、ちょっとした小物の出し入れはこちらから。よりスピーディーに、よりラクに使えるように作られています。

本体正面にあるフロントパネルポケットも秀逸。この収納はコンプレッションベルトと連動して、“面”でバックパックをコンプレッションすることが可能です。バックパックは荷物が少ない状態だと、荷重がボトムに偏りやすいのですが、この構造により荷重バランスをパック全体へ均等に分散させることができるのです。少しでも荷物の重さを感じさせないように配慮した工夫が満載ですね。

このほか背面に抗菌防臭素材「FLASHDRY」を採用するなど、細部を紹介するとキリがないほどのテクノロジーが詰まっています。ザ・ノース・フェイスの技術とノウハウを垣間見られるテクニカルパック。アウトドアブランドの本気バックパックはスゴイと、改めて実感させられた注目作です。

>> ザ・ノース・フェイス「Banchee 65」

 

[関連記事]
雨で濡れがちなリュックも防水ドライパック仕様なら安心!

フィット感抜群!通気性◎なグレゴリーのバックパックでGWは山へ行こう!

カリマーの超定番バックパック「ridge」に大きなポケットが付いたぞ!

(取材・文/津田昌宏)