普通の食パンを“生トースト”に焼き上げる三菱ブレッドオーブン【男前家電レビュー】

普通の食パンを“生トースト”に焼き上げる三菱ブレッドオーブン【男前家電レビュー】

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【男前家電レビュー#03】
日本人といえばお米――そんな話はいまや過去のもの。近年、日本人のパンの消費量は米を上回っているのが現状です。そんな中、「BALMUDA The Toaster」を筆頭に、さまざまな“高級トースター”が登場し、トースター選びはいまや誰もが抱える悩みのひとつになっています。

高級トースター市場に新たに参入した三菱電機の「三菱ブレッドオーブン TO-ST1」は、まさにデザインの良さと焼き立てのパンのおいしさを両立したトースター。実売価格は3万円前後(税別)と決して安くはありません。しかもトースターには珍しい「1枚焼き」なんて、朝の忙しい時間に使うには現実的ではないのでは?

ところが、実際に使ってみるとそんな考えは雲の彼方へ。食いしん坊な筆者のハートをがっちり掴んだ3つの理由をご紹介しましょう。

■トースターとは思えない木目調の見た目に釘付け
トースターは台所に置くのが一般的。台所の雰囲気に合うトースターを探す人が大半だと思います。しかし、三菱ブレッドオーブンはダイニングテーブルに出しっぱなしにしたくなるぐらい、生活感を感じさせないデザインなんです。

一見するとトースターとは思えない外観。知らない人が見ると小物入れだと思うかもしれません。蓋を開けると、なかにはプレートが。そう、このトースターは上下のプレートを細かく温度調整しながら温めた熱で食パンを焼き上げる仕様です。

 
■「生トースト」さながらのもっちりした焼き上がりの虜に
操作方法もほかのトースターとは少し異なります。プレートの中央に食パンを置き、メニュー、パンの厚さ、焼き色を選択したら、あとはスタートボタンを押すだけ。

メニューは「トースト」「冷凍トースト」「トッピングトースト」「フレンチトースト」の4種類。厚さは4〜8枚切りの4種類から選べます。東京ではあまり聞かない5枚切りの食パンが選べるのは、関西出身の筆者にとっては気に入ったポイントのひとつです。

まずはベーシックに「ふつう」の焼き色で5枚切りの食パンを焼いてみたところ、ぱっと見たは普通のトーストと同じ。むしろ、少し焼き色が薄い気すらします。しかし、トーストの香りの広がり方は桁違い!

実際に食べてみたトーストは、耳までふわふわ。表面だけはサクッとしているのですが、なかはとにかくもっちりしているんです。焼き立ての食パンを思い起こさせるようなそのしっとり具合は、ほかのトースターではなかなか経験がありません。

水を入れずにこの仕上がりになる秘密は、水分と香りを庫内から逃さずに焼く密封断熱構造にあります。この焼き上がりを実現するためには、1枚焼きというのがベストだったそうです。

■贅沢なアレンジトーストやフレンチトーストを思う存分堪能できる
せっかくなので、ピザトーストとフレンチトーストも焼いてみました。ピザトーストは表面のチーズを上手く焦がしながらも、なかはふんわり。具を載せて焼く際は付属のへらを使って高さ制限をオーバーしていないかを確認しましょう。

フレンチトーストは、時間をかけてじっくり焼き上げるので約10分ほどかかりました。自分で火の番をすると焦がしがちだったので、放ったらかしておくだけでこんなにふわとろなフレンチトーストが焼き上がるのには驚かされました。

1日の始まりである朝食の満足感を高めてくれる「三菱ブレッドオーブン」。食パンの食べ方を模索中の人はぜひ試してほしい“究極のトースター”の誕生かもしれません。

>> 三菱ブレッドオーブン TO-ST1

 

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(取材・文/写真/下城英悟、今西絢美)

いまにしあやみ/エディター、ライター

編集プロダクション「ゴーズ」所属。スマートフォンなどのデジタル製品を中心に、アプリや関連サービスに関する記事をウェブや雑誌で執筆中。趣味は食べ歩きで、食にまつわるサービスや製品のチェックがライフワーク。