【知識】初めての焚き火A 着火後はじっと見守るべし!

【知識】初めての焚き火A 着火後はじっと見守るべし!

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薪の準備ができたら、いよいよ焚き火のスタートです。

薪は100℃以上になると可燃性ガスを発生し、260℃以上になると可燃性ガスに火が燃え移って炎に勢いが増します。つまり、薪が安定して燃え続けるには260℃以上の熱が不可欠なんです。

なので、最初は多めの焚き付けでしっかり熱をたくわえることが大切。あせって次々に薪を追加したり、薪をいじったりすると、せっかくの熱を逃がしてしまいます。反対に、放置しすぎると灰がたまってうまく燃えません。

かまいすぎず、でも必要なときは寄り添ってケアをする…焚き火の極意は「子育てや恋愛といっしょ」と言われるのはこのためです。

 
【知識】初めての焚き火
@着火剤を使わない焚き火の方法
A着火後はじっとガマン
B炎を知って火力を操る

 

■焚き火の場所を決める

焚き火をはじめてから焚き火台を移動するのは大変です。サイトの風下で張り綱が密集していない広い場所を選んで焚き火台を設置しましょう。

焚き火は思いのほか熱が届くので、頭上に木の枝が垂れ下がっていないことも確かめておきます。

また、小さな子は焚き火に向かって駆け寄るので、十分気をつけましょう。

 
■焚き付けと細薪を盛る

焚き火台の中央に、焚き付けを小山にします。内側に空気をたっぷり含ませるイメージです。

焚き付けの上に細い薪や小枝を多めに立てかけます。

 
■ライターかマッチで着火

やや太い薪を、焚き付けの山を崩さないよう1〜2本載せてから、焚き付けにライターかマッチで着火します。油分の多い樹皮や乾いた小枝は簡単に火がつきます!

 
■着火後はじっくり見守って

着火後、すぐにあおいだり、薪を追加したりしたくなりますが、ここで手を加えることが立ち消えの原因になります。

熱がたまることで太い薪が燃えるので、焚き火台があたたまるまで最初はじっと見ているだけ

細い薪が湿気ているなど、条件が悪くてなかなか着火できないときは、焚き付けを追加して燃焼に必要な熱をキープします。

 
■細い薪から太い薪へ確実に炎のバトンを渡す

細い薪の表面がうっすら灰がかぶったように白くなったら、着火できた証拠。細い薪を数本加えます。この細い薪たちにもしっかり炎がうつったら、次はそれよりも太い薪を数本加えます。

このように確実に薪に着火して、徐々に太い薪へと炎を移していくだけ!

 

市販の焚き火台は、空気を取り入れやすいよう工夫されているので、薪の組み方は無造作でも大丈夫。

中くらいの薪に火が移ったら、うちわであおいだり火吹き棒で風を送っても立ち消えすることはほぼありません。時折、灰を取り除いて火力アップを試みてもいいですよ。

 

>> 【知識】初めての焚き火

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(取材・文/大森弘恵 写真/田中一矢)