これって電話ボックス? いえいえ、あなただけの作業スペースなんです!

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ここ数年、働き方は多様化しています。なかでも、情報通信技術を活用し、場所や時間にとらわれない働き方である「テレワーク」を導入する企業は着実に増えています。

テレワークといえば、ビデオ会議でのミーティングなどが一般的ですが、テレワークまでいかなくても、静かな場所で電話がかけたかったり、集中してメールを作成したかったりするシーンがありますよね。そんなときに活用したいのが、「TELECUBE(テレキューブ)」です。

つい先日、六本木ヒルズで見かけて以来気になっていたテレキューブを実際に使ってみました。一体どんなものなのかご紹介しましょう。
 

■一歩足を踏み入れるととにかく静か
今回、筆者が利用したのは大手町パークビル1階にあるテレキューブ。現在、このビルには3台のテレキューブが設置されています。

利用するには、テレキューブのタッチパネルに表示されたQRコードをスマホで読み取る仕組みです。テレキューブの利用にはスマホが必須ということですね。

解錠されたドアを開けると、ソファ、デスク、モニターが現れる。このモニターをパソコンにつないでビデオ通話が可能。外から眺めるだけではわかりませんでしたが、とにかくシンプルな空間です。

実際に座ってみて驚いたのが、思った以上に広く感じたことです。大柄な筆者が座っても足元に狭さを感じないですし、テーブルも広々と使えます。ソファは人間工学に基づいて設計されていることもあり、座り心地は上々です。

広さにも驚きましたが、さらに驚くのがその防音性の高さ。外の音は何となく聞こえるのですが、中の声は外に聞こえない特殊な機構を採用しているんです。さらに、内装パネルには映画館などでも使われている吸音パネルを使用しているので、音が反響しにくくなっています。これならテレキューブ内での通話がスムーズにできそうです。

天井まで密閉されているので、これなら安心して通話ができます。天井には空気排出用のファンが設置されており、熱感知式の消火器も設置されているそうです。

 
■カフェとは違いセキュリティが保たれるのが強み
テレキューブは、現在実証実験中の段階。2018年12月にスタートし、現在は15分250円の利用料がかかります。30分で500円となると、カフェを利用するのとほぼ変わらないくらいです。むしろ、テレビ電話はカフェではできないですし、電源がある席を確実に確保できるというのもテレキューブの強みです。

設置場所は丸の内、六本木、赤坂、日比谷、青山、横浜で、現在は17ブース可動しています。まだまだ使える場所が限られているので、今後のエリア拡大に期待したいところ。

また、Wi-Fiが設置されていないのもやや気になります。テレワークが基本の人はモバイルルーターを持ち歩いていますが、できるだけ通信容量を節約したいときにはWi-Fiがほしいですね。

とはいえ、外出の多い営業職やフリーランスの人にとっては知っておくだけで心強い存在になるはず。気になる人はぜひお試しあれ!

>> テレキューブ

 

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(取材・文/今西絢美)

いまにしあやみ/エディター、ライター

編集プロダクション「ゴーズ」所属。スマートフォンなどのデジタル製品を中心に、アプリや関連サービスに関する記事をウェブや雑誌で執筆中。趣味は食べ歩きで、食にまつわるサービスや製品のチェックがライフワーク。