ド直球の高音質!NUARLの最新完全ワイヤレス「N6 Pro」【イヤホンレビュー】

ド直球の高音質!NUARLの最新完全ワイヤレス「N6 Pro」【イヤホンレビュー】

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2019年に発売された完全ワイヤレスイヤホンで、高音質モデルとして必ず名前の挙がったブランドがエム・ティ・アイの手掛けるNUARL(ヌアール)。同社の最新完全ワイヤレスイヤホン「N6」「N6 Pro」が12月14日に発売されました。

今回レビューするのは、同時に登場したふたつのうち上位モデルにあたる「N6 Pro」。公式ストアでの販売価格は1万9800円(税込)。完全ワイヤレスイヤホン激戦価格帯の上限で登場したモデルで、今年最後のイヤホンレビューをお届けします!

 

■本体だけで11時間再生

NUARL「N6 Pro」は、ピュアに高音質を追求した完全ワイヤレスイヤホンです。ワイヤレスチップには、絶対的な高音質の評価を獲得しているクアルコム社の“QCC3020”を採用しています。

特徴は、とにかく全力で音質重視設計。“単層カーボンナノチューブ”とPEEK振動板を真空蒸着で張り合わせた“SWCNT複合振動板”を採用した「NUARL DRIVER v5」と、最強グレードの高等級ネオジム磁石を搭載。素材からこだわり抜く設計って有線の超高級イヤホンの世界ですね。

本体は、完全ワイヤレスイヤホンとしては少し大柄で片側7.1g。装着した際は耳の外に張り出す存在感のあるタイプですが、ゴールドで縁取りされた艶消しのマットな本体に“NUARL”のロゴと上質なデザイン。シリコン製の柔らかい“イヤーループ”が付いていて、耳の中で軽く支えてくれる構造です。なお、防水性能はIPX4の防滴です。

イヤーピースは、出荷時はイヤホン本体に付いていない状態になっています。“NUARL純正”と”SpinFitCP360”と2種類ともL/M/Sが付属。両方対等の状態から選んでね、という配慮が感じられます。

本体にはボタンが左右とも3つというのも小さな贅沢。操作は左右共通で、真ん中のメインボタンで再生/停止、前後のボタンは1回押しで音量+/-、2回押しで曲送り/曲戻し。メインボタン長押しで音声アシスタント呼び出しも対応します。

本体の連続再生時間が11時間(SBC/AAC再生時)という所も、クラストップクラスの性能です。イヤホン本体と同じつや消しブラックのケース併用で合計55時間の再生に対応します。

 
■音が聞こえた瞬間からピュアな高音質
では、期待の音質をiPhoneと組み合わせてチェックします。イヤーピースは“SpinFitCP360”から。

宇多田ヒカルの『あなた』から聞くと…、もう音が聞こえた瞬間から音の純度とクリアさに驚き。明るく抜けの良いサウンドで、若干ハスキーな歌声も、声のアタックを頂点に息遣いまで伝わるほど。ピアノも音の響きの集合として伝わってくるようで、オーケストラ演奏も生音のようなリアルさ。バランスはフラットで低音は強くはないまま、空気の振動のような表現でスゴイ。BrunoMarsの『24K Magic』を聴いても、見通し良い空間の音展開、低音の弾けるようなリズム感が素晴らしい。

イヤーピースを“NUARL標準”に交換してみると…。音の輪郭の線が強く現れますが、同時に音の余韻もクッキリ伸びます。低音はアタック感を出しつつ、量的には控えめ。2種類のイヤーピースどちらを使うかは、かなり好みの範疇かも。なお、プレイヤーをGALAXYに変えてaptXコーデックで接続すると、バランスはほぼ同じで全体的に音の情報量が増すイメージです。

ちなみに、ワイヤレス通信の安定感は、混雑した新宿駅の構内や電車内で一瞬途切れる程度でした。

“完全ワイヤレスイヤホンでここまでの音が出るのか”と、衝撃的な出来栄えのNUARL「N6 Pro」。一方、2万円近いイヤホンながら、外音取り込み含め特別な機能は全くない所はマイナス。でも、この機種を買う人は、そんなことは気にしないでしょう。今年最後に来たド直球の高音質完全ワイヤレスイヤホン。それだけで十分“買い”です。

>> NUARL「N6 Pro/N6」

 

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(取材・文/折原一也)