アウトドアで袋麺には「ラージメスティン」がジャストサイズ!

アウトドアで袋麺には「ラージメスティン」がジャストサイズ!

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飯盒(はんごう)と聞くと、上から見ると瓢箪のようなカタチをした「兵式飯盒」を思い浮かぶ人が多いかもしれません。でも実は、スウェーデンのアウトドアブランド、トランギアの「メスティン」(1600円/税別)が、定番炊飯ギアとしてキャンパーや登山者の間では知られた存在です。

元々は取っ手付きの食器として作られたモノなんですが、アルミ製で直接火にかけられること、1合炊くのにちょうどいいサイズ、内部のリベット中央まで水を入れればOKなど、ご飯を炊くのにいろいろと都合がいいことから、多くの人が炊飯用として愛用しています。ちなみに、煮たり焼いたりフライパンのようにも使えますよ。

そんなメスティンにもひとつ不満がありました。それはインスタントラーメンの袋麺が入らないこと。サイズ的にどうやっても無理なんです。メスティンに袋麺を入れて持っていけば、荷物のカサが減って都合がいいのに…。ソロ用のクッカー(調理器具)は円形が多く、四角いメスティンは珍しいタイプです。だからこそ袋麺入れとして使えればと思ったんですが…。

そこで思い出しました。メスティンの大型版、その名もまんま「ラージメスティン」(2500円/税別)があったことを。ということで、さっそく入手して試してみたところ、予想通りバッチリでした。

■ノーマルとラージは存在感が違う!

実物のラージメスティン、かなり大きいです。ノーマルメスティンはW17×H6.2×D9.5cmと手に収まりがいいサイズ。そしてラージメスティンはW20.7×H7×D13.5cmと、ノーマルよりふた回りぐらい大きい。食べざかりの男子中学生が持つドカ弁みたいなサイズ感です。

高さの差はわずか0.5mm。ですが、本当に大きく感じます。それもそのはず、ノーマルメスティンの容量750mlに対して、なんとラージメスティンは1350ml。倍近い容量があります。

でもこのサイズだからこそ“袋麺キャリアー”として使えるわけです。

やっぱり余裕で入りました。さすが、ラージと名が付くだけのことはある。

でもまだ余裕があるので、いろいろ入れてみることに。

まずは、SOTOのCB缶(カセットボンベ)式の定番シングルバーナー「レギュレーターストーブ」。これはさすがに厳しい。足の部分が完全に上にはみ出して、フタを閉められなくなりました。

次にCB缶(カセットボンベ)を入れてみました。

ギリギリですが入りました。ただし、各辺とも中央部分が少し膨らんでいるため、そこにギリギリハマる感じ。さすがに2本は無理。というか、これ以上何も入れられない。

だったら、ということで、これまたSOTOのOD缶(ガスカートリッジ)式シングルバーナー、風にも強いぜ「マイクロレギュレーターストーブ ウインドマスター」を試してみると。

入った! 最小サイズのOD缶も一緒に入れられました(ちなみにバーナー本体の下に4本ゴトクが隠れています)。まるで“アウトドア袋麺セット”のようです。

と、ここで正直に告白しますと、最初に袋麺を入れて、そのあとOD缶を入れようとしたら、バリバリバリという音がしまして…。でも端っこだけだから。気にしなければ大丈夫…。

しかも、フタを閉めようとしたら、OD缶の出っ張りがちょっとだけ飛び出ていて、キレイに閉まらない。でもいいんです。取っ手で押さえられるから問題ないんです。

ということで袋麺が入るのは分かりました。あとはラーメンを作るだけ。さっそく調理開始です。

■麺はよいよい、でもスープは…

今回あえて選抜したイチオシ袋麺「サッポロ一番しょうゆ味」の袋には、水の量500mlと書かれてあります。そこで、きちんと500ml計量してラージメスティンに入れてみると、リベットよりも少し下といったところ。これさえ覚えておけば、次からはいちいち計らなくてもOKですね。

お湯が沸いたところで、麺投入。バリバリで崩れた部分ももちろん余すことなく入れました。

最後に、小袋のスパイスをふりかけて完成!

うむ、バッチリ! 容量はまだ余裕があるから、一緒にもやしとか投入してもあふれることはなさそうです。ただしこの“ラージメスティンラーメン”にはひとつ注意点が。

できたてだとスープ飲むのが大変なんです。おそらく持ち手と逆側の角から飲むのがベストなんですが、ラージメスティン自体が熱くなっているため、おそるおそる口をつけても唇が熱い! ちょっと時間が経つと熱さは気にならなくなるものの、スープも少々冷めてしまいます。口をギリギリまで近づけて思いっきりすすってなんとか飲めましたが、これは誤算でした…。

ちなみに持ち手と本体のバランスから、かなり重くなります。食べる時は落とさないようご注意ください。

そうそう、山ラーメンで定番の「マルタイ棒ラーメン」も、ラージメスティンなら余裕で入ります(ちなみにメスティンは入らない)。しかも、なんと4袋も入る! 1袋2人前なので、計8人前ですね。もちろん作る時も折らずにOKなところがうれしいところですね。
*  *  *
メスティンは、ご飯が炊きやすい、軽い、フライパンや鍋としても使えるなどさまざまな利点があります。フタはお皿としても使えたりします。また四角い形状なので、行き帰りには何かを入れておくケースとしても使えるなど、とても汎用性が高い。そのため、少しでも荷物を小さくしたいソロキャンパーや登山者には人気なんです。ちなみにラージメスティンは最大で3.5合までご飯を炊けるので、ファミリーキャンプの炊飯用として使うというのもアリですよ。

また、メスティンを作るトランギアは、アルコールバーナーでも有名なメーカーです。アルコールバーナーならシングルバーナーよりコンパクトなので、おそらく袋麺と一緒に入れても余裕なはず。ぜひお試しを。

>> トランギア

 

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(取材・文/円道秀和<&GP>)