買うのは事業の「可能性」!? 専門家5人が選ぶ、ロマンあふれる10倍株候補

買うのは事業の「可能性」!? 専門家5人が選ぶ、ロマンあふれる10倍株候補

tiquitaca / PIXTA(ピクスタ)

◆大化け必至の夢事業を先見の明で見極めろ

 株式市場は“玉石混交”。石なのか宝石なのか、結果を見てみないとわからない。そんな中でも「磨けば光るダイヤの原石」を抱えている企業はどこなのか。AIを駆使したインバウンド事業や、最新美容家電など暮らしに直結するもの、環境や防災などいざというときの備えまでその夢の形は多岐にわたる。人々が求める「夢」が現実のものとなったとき、株価の大化けは必至。テンバガーだって夢じゃない。株での利益と夢のようなサービス、2つの意味で夢を見れる銘柄を紹介していこう。

(※株価などのデータは'20年1月14日終値のもの)

 教えてくれたのは、過去に数々のテンバガーをヒットさせた実績を持つ「5賢人」。以下の方々だ。

【渡部清二氏】

 複眼経済塾塾長。’90年に野村証券に入社し、営業や資産コンサル、日本株セールスなどに従事。’14年に独立、’16年に実践力重視の複眼経済塾を設立。個人・法人向けにコンサルを行う

【三井智映子氏】

 フィスコマーケットレポーター。タレント活動のかたわら、’12年10月からフィスコリサーチレポーターとして活動を開始。’13年には書籍出版に合わせて「美人過ぎる金融アナリスト」として話題に

【天海源一郎氏】

 株式ジャーナリスト・個人投資家。ラジオNIKKEIで東京証券取引所の兜倶楽部の記者、ディレクターを歴任後、’04年に独立。個人投資家が儲けるために情報を発信し続けている。連載、著書多数

【藤本誠之氏】

 マーケットアナリスト。SBI証券など国内大手証券を経て、財産ネットの企業調査部長に就任。All About株式ガイドも務める。年間300社のトップインタビューを基にした銘柄分析に定評

【坂本慎太郎氏】

 こころトレード研究所所長。証券会社でディーラー、かんぽ生命保険で株式、債券のファンドマネジャーなどを務めた後に独立し、こころトレード研究所を設立。個人投資家の間で大ブレイク中

◆独自の環境・防災機器を開発

防災意識の高まりを追い風に成長期待

ポエック 東証JQS・9264

時価総額55億4200円

最低購入可能金額27万円

株価2700円

 環境・防災機器の開発、販売。電源を不要とする消火装置「ナイアス」など、ユニークな災害・防災機器の開発を強みとしている。相次ぐ自然災害に加え、防災意識の高まりは同社にとって追い風になりそうだ。実際、販路も拡大していて、今8月期も二桁成長の予想。「向こう側が透けて見える景観配慮型の防潮壁が今後注目」(藤本誠之氏)

◆AIを活用した自動翻訳ソフトを開発

自動翻訳事業が拡大中 RPAの成長も期待

ロゼッタ 東証マザーズ・6182

時価総額408億5600万円

最低購入可能金額39万5500円

株価3955円

 AIを活用した自動翻訳ソフト、サービスを開発している。翻訳情報が表示されるウェアラブルデバイスも注目度大。RPA(業務自動化)ソフトの開発にも注力しており、第二の収益株に育てる方針だ。業績予想は非開示だが、今期の売上高に期待がもてる。「言葉の壁をなくせたら訪日客1億人到達も夢じゃない!」(渡部清二氏)

◆教育現場にICT製品を提供

政策の追い風を受けつつ高成長に期待!

チエル JASDAQ・3933

時価総額110億3000万円

最低購入可能金額28万3900円

株価2839円

 学校にクラウド型のデジタル教材や学習支援システムなどを提供。同社は教育ICT(情報通信技術)に特化して売上高を伸ばしている。ただ、教育のデジタル化はまだこれからが本番。政策の追い風を受けつつ成長を続けそうだ。まだ時価総額が小さく狙い目。「時流に乗っていてテンバガーの可能性十分!」(三井智映子氏)

◆中古住宅の仲介販売業だが……

投資先行も仲介件数は大きく増加中

ツクルバ 東証マザーズ・2978

時価総額166億100万円

最低購入可能金額17万7900円

株価1779円

 中古リノベーション住宅の仲介サイト「cowcamo(カウカモ)」を運営。業態は不動産仲介業だが、スマホやネットなどITを駆使したビジネス展開に特徴。投資が先行しているためまだ収益が出ておらず株価指標的には割高だが、売上は大きく伸びていて将来性大。「会社自体に活気があり、エネルギーはもちろん将来性を感じる」(三井智映子氏)

◆独自理論に特徴の経営コンサルを展開

顧客数は順調に増加。業績拡大ペース加速か

識学 東証マザーズ・7049

時価総額121億600万円

最低購入可能金額16万2100円

株価1621円

 会社名でもある独自の組織マネジメント理論「識学」を武器とした企業コンサルティングが主力。セミナー担当者など人材育成に注力していることに加え、M&Aの活用によって業績拡大ペースに加速か「今後はM&Aによって業容を拡大してくるイメージ!」(天海源一郎氏)

◆ネット集客を得意とする住宅メーカー

ネットでの集客増加を背景に業績が拡大中

Lib Work 東証マザーズ・1431

時価総額107億8700万円

最低購入可能金額19万9000円

株価 1990円

 熊本、福岡地盤の住宅メーカー。熊本地震の復興需要に加え、販売地域の拡大によって業績は好調。住宅展示場をVR(仮想現実)にする試みを展開しており、衣食住の「住」で革新的な企業となる可能性がある。「熊本の復興を命題とした力強さを感じる企業・・・!」(渡部清二氏)

◆単身者向けアパートの建築が主力

足元は補修費用などかさんで大赤字も・・・

レオパレス21 東証1部・8848

時価総額950億1400万円

最低購入可能金額3万8800円

株価388円

 アパートの開発、賃貸事業が主力。足元は施工不良問題や補修のための費用で揺れているが、ソフトバンクグループが出資したOYO(オヨ)や経済圏保有の楽天が救済に乗り出すとの臆測が浮上。「ソフトバンクの救済話に楽天参戦なら株価つり上げの公算大!」(坂本慎太郎氏)

◆個人にブログサービスを提供

前期のユーザー数増加ペースは過去最高!

はてな 東証マザーズ・3930

時価総額59億6000万円

最低購入可能金額20万4700円

株価 2047円

 ブログサービスの「はてなブログ」を運営。コンテンツマーケティングなど法人向けサービスも拡充中。前期のユーザー数増加ペースが過去最高となるなど成長が持続している。ただ若干、株価に割高感あり。「株価はまだ少し割高かも。一段の急落なら買いチャンス!」(三井智映子氏)

◆点火コイルが主力の電気機器メーカー

従来の事業のテコ入れで再成長路線へ

ダイヤモンドエレクトリックホールディングス 東証1部・6699

時価総額74億3300万円

最低購入可能金額9万6500円

株価965円

 自動車用点火コイルのダイヤモンド電機と電子機器用変成器の田淵電気を傘下に持つ。絶縁双方向充電システムなどEV(電気自動車)向けの画期的な製品の開発に注力。「新社長からEV向け新製品開発に向けた意気込みを感じる!」(坂本慎太郎氏)

◆汚染土壌の調査から浄化まで一貫請負

土壌汚染処理を武器に業績は安定的に推移

ダイセキ環境ソリューション 東証1部・1712

時価総額192億6700万円

最低購入可能金額11万4500円

株価 1145円

 汚染土壌の調査から浄化処理まで一貫体制を構築。資源リサイクル事業も展開。リニア新幹線のトンネル掘削時に汚染土壌が出てきた場合、同社に特需が発生する公算大。暴騰もありえる。「リニア新幹線のトンネル掘削工事による特需発生に期待!」(藤本誠之氏)

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