荘内銀行、減収減益ながら当期純利益は増

荘内銀行、減収減益ながら当期純利益は増

2019年3月期の決算を発表する荘内銀行の上野雅史頭取=15日、山形市(柏崎幸三撮影)

 荘内銀行(山形県鶴岡市)が15日に発表した2019年3月期決算は、経常収益が前期比9・9%減の234億6000万円、経常利益が同26・8%減の20億6000万円で、当期純利益は同20・2%増の16億5900万円だった。

 預金残高、貸出金残高ともに前年より減らし、それぞれ1兆2337億円、9017億円だったが、日銀のマイナス金利政策の影響で、貸出金利息収入は同4・8%減の113億1500万円に留まり、銀行本業の利益を示すコア業務純益は同31・3%減の27億3000万円だった。

 一方、貸出金利息収入は減少ながらも、貸出金利回りは同0・01ポイント減の1・22%と微減に留めた。「有償のコンサルティングサービスが一部奏功し始めている」(同行)とし貸出金利息の目減り分を抑えた。

 同行では、低金利政策が長く続くなか、銀行業の有り様を模索しており、上野雅史頭取は「融資による貸金は主要業務ながら、中小企業向けのコンサルティング業務による手数料収入やベンチャー企業のサポートに注力したい」とした。

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