【ラナンキュラスの育て方】華やかな花弁が春を彩る!初心者も育てやすい球根植物


薄い花びらの重なるさまが美しい、ゴージャスな球根植物のラナンキュラス。

球根植物は育てるのが難しいと思われがちですが、ラナンキュラスの苗は手に入りやすく初心者でも育てやすい花です。

今回は、そんなラナンキュラスの育て方を解説します。

■ラナンキュラスの基本情報

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  • キンポウゲ科キンポウゲ属(ラナンキュラス属)
  • 球根植物、多年草
  • 原産地:中近東〜ヨーロッパ
  • 参考価格:400〜1000円前後(3〜3.5号ポット苗)

キンポウゲ属の球根植物ラナンキュラスは中近東が原産。16〜17世紀にトルコ周辺の球根種がヨーロッパにわたり、品種改良されてできたのが園芸品種のラナンキュラスです。

毎年作出される新品種から根強い人気を誇るブランド品種まで、現在では数多くの品種が出回っています。初春のガーデニングを華やかに彩る欠かせない存在といえるでしょう。

初心者は苗から育てるのがオススメ。1〜2月は園芸店で苗を手に入れやすい時期です。

■ラナンキュラスの育て方

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ラナンキュラスは日当たりのよい乾燥気味の環境を好むので、あらかじめ育てる場所を決めておきましょう。土は水はけがよく、有機物に富んだ用土を準備しておきます。市販の培養土でも大丈夫です。

過湿にならないように注意すると上手に育てられますよ。

■植え付け

ラナンキュラスは球根と苗が出回っていますが、初心者は苗から育てるのがおすすめです。春先に出回る苗は株が十分に育っているので、初心者も育てやすいでしょう。手に入れたタイミングで植え付けます。

地植えの場合は、植え付け前に腐葉土や砂などを混ぜておき、排水性のよい土壌を作ります。植穴を掘って、苗の根鉢をあまり崩さないように植え付けましょう。植え付け後はたっぷりと水をあげます。

鉢植えで育てる場合は5〜6号鉢を用意します。底に鉢底ネットと鉢底石を敷いてから土を入れます。傷んだ根を取り除く程度で、根鉢はあまり崩さないように植え、土表面から5〜10センチほどの下の位置に球根がくるようにします。

ウォータースペースも忘れないように確保しておきましょう。

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植え付け後は日陰の涼しい場所で管理します。10日ほど経ったら水をあげましょう。土が乾きすぎても根張りが悪くなるので、葉が少ないときも水やりを忘れないようにしましょう。

■水やり

土が乾燥する前に水やりをすると過湿になってしまい、球根が腐る原因になります。水やりは土の表面が乾いた時にたっぷりあげることを心がけましょう。

ラナンキュラスは花びらが薄いので水が当たると傷んでしまうことも。水やりの際は花や葉に水がかからないように気を付けてください。

■肥料

ラナンキュラスにつぼみができたら、液体肥料を10〜15日に1度のペースで与えるようにしましょう。

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ラナンキュラスは次々と花を咲かせるため、多くの栄養を必要とします。施肥は花が終わり枯れるまで続けて下さい。液体肥料の薄め方や与え方は、パッケージに書かれた量を守りましょう。

肥料は固形の緩効性肥料を与える方法でも構いません。つぼみが上がり始めてから1度まいておけば、栄養がゆっくりと土中にしみこんでいくので、開花期に必要な養分を1〜2カ月間補うことができます。

■気をつけるポイントは?

■病害虫

ラナンキュラスを育てるときは、アブラムシやハモグリバエなどの害虫、灰色カビ病や菌核病といった病気に注意しましょう。

灰色カビ病や菌核病は葉や花にカビが生える病気。そのままにしておくと全体に広がり株が枯れてしまいます。病気を見つけたら、発症した部分を切り落とし薬剤を散布して対処します。

これらの病気は湿度の高い環境で発生しやすいので、適切な場所で管理して病気を防ぎましょう。とくに湿度が高い4〜6月頃は注意します。

アブラムシやハモグリバエは、茎や葉を食べ養分を吸い取ることで株を弱らせてしまいます。見つけ次第捕殺するか、専用の薬剤を散布して駆除します。

いずれも早めの対処が必要なので、日々の観察をおこなうようにしましょう。

■花後の管理

花が枯れたら茎の付け根部分で切り落とします。他の茎や葉は球根に栄養を送るので残しておきます。

残した葉が黄色く枯れてきたら、球根を掘り上げ残りの茎や葉を全て取り除きます。

掘り出した球根はきれいに水洗いし、新聞紙等の上で3日ほど天日干しにします。カラカラになるまで乾燥したら、来年再び植える時まで風通しのよい冷暗所で保管して下さい。

■まとめにかえて

湿気と風通しに気を付けて管理すれば、初心者でも簡単に育てられるラナンキュラス。

球根植物は毎年楽しめるので、ぜひ挑戦してみてください。

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