日経平均株価は+1%と続伸。東京エレクトロンやアドバンテストなどの半導体株が押し上げた。ドル円は横ばい


皆さんの資産運用はいかがでしょうか。

資産運用は「長期投資」といっても、長期も短期の積み重ねであることに変わりありません。

長期で資産形成ができているというのがゴールですが、やはり日々の資本市場動向のチェックをしておいて損はありません。

早速ですが、日経平均株価などの主要株価指数や為替レートなどとともに、株式市場の動向について振り返っていきましょう。

■日経平均株価などの主要株価指数はどうであったか

それでは、主要株価指数の騰落率を見てみましょう。

  • 日経平均株価:1.1%
  • TOPIX:1.0%
  • マザーズ株価指数:3.7%
  • REIT指数:0.3%

日経平均株価、TOPIXはともに約1%上昇しました。

また、マザーズ株価指数は約4%上昇しました。

一方で、REIT指数は小幅高にとどまりました。

■日経平均寄与度ランキングはどうであったか

次に、日経平均寄与度ランキングを見てみましょう。

■ベスト5

  • 1位 東京エレクトロン(8035):3.3%
  • 2位 ソフトバンクグループ(9984):4.5%
  • 3位 リクルートホールディングス(6098):5.5%
  • 4位 アドバンテスト(6857):4.4%
  • 5位 TDK(6762):5.5%

■ワースト5

  • 1位 ファーストリテイリング(9983):-1.6%
  • 2位 オムロン(6645):-7.0%
  • 3位 ファナック(6954):-0.9%
  • 4位 セイコーエプソン(6724):-4.2%
  • 5位 アステラス製薬(4503):-1.6%

ソフトバンクグループやリクルートホールディングスのほか、東京エレクトロンやアドバンテスト、TDKといったハイテク株が大きく押し上げました。

一方、ファーストリテイリングやオムロン、ファナックなどは指数の重しとなりました。

■業種別騰落率はどうであったか

次に、業種別騰落率を見てみましょう。

■ベスト5

  • 1位 海運業:8.0%
  • 2位 精密機器:3.8%
  • 3位 サービス業:3.4%
  • 4位 鉱業:2.7%
  • 5位 鉄鋼:2.2%

■ワースト5

  • 1位 保険業:-1.7%
  • 2位 銀行業:-1.3%
  • 3位 電気・ガス業:-1.1%
  • 4位 食料品:-0.7%
  • 5位 医薬品:-0.2%

海運業は8%高と大幅高となり、精密機器やサービス業も3~4%上昇しました。

一方、保険業や銀行業、電気・ガス業は1%超の下落となりました。

■為替レートはどうであったか

ドル円相場は2022年1月26~27日に114円前後から上昇しました。

それ以降は、115円台前半での推移が継続しました。

上場企業の中には大規模に海外展開している企業も多いので、ドル円の動向には要注意です。

■まとめにかえて

1月は大暴落の動きを見せた日経平均。

2022年1月31日は続伸となりました。

今後の動向に注目です。


参考資料

  • 日本証券取引所グループ TOPIX(東証株価指数)( https://www.jpx.co.jp/markets/indices/topix/index.html )
  • 日本証券取引所グループ リアルタイム株価指数値一覧( https://www.jpx.co.jp/markets/indices/realvalues/index.html )

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