楽天カードvs三井住友カード(NL)【ポイント還元・徹底比較】2枚の合わせ技もアリ!


入学・就職など、新生活に向けて新しくクレジットカードを作る人が増える時期です。

クレジットカードを最初に持つ場合、どんな基準で選べばよいのか迷われる人も多いでしょう。今回は、楽天カードと三井住友カード(NL)をピックアップして比較!活用シーンに応じて、じょうずに使いこなしていければよいですね。

キャッシュレス化が進むいま、クレジットカードは生活に必要不可欠なインフラの1つとなりました(※編集部注)。「最初の1枚」選びに悩む方のヒントとなればと思います。

【※参考記事】楽天カードvsエポスカードを徹底比較。ポイント還元&キャッシング、勝つのはどっち?( https://limo.media/articles/-/28054 )

■三井住友カード(NL)の基本情報

2021年に登場した新しいカード、「三井住友カード(NL)」。NLは「ナンバーレス」の略で、このカードの最大の特長です。

券面にカード番号や氏名等などの情報が記載されていません。ちなみに、新デザインの楽天カードはこれらの情報が裏面に移りましたが、三井住友カード(NL)は裏面にも記載されません。

通販や、スマホ決済設定、公共料金引落しの申し込み時など、カード番号が必要な際はアプリで確認します。

■三井住友カード(NL)基本スペック

  • 基本還元率:0.5%
  • 年会費:無料
  • 国際ブランド:Visa/Mastercard
  • 海外旅行傷害保険:最高2000万円
  • ショッピング保険:付帯なし
  • 電子マネー:iD、WAON、PiTaPa
  • スマホ決済:Google Pay、Apple Pay

■楽天カードの基本情報

楽天カードの強みは、、新規入会時のポイント付与や、SPU(スーパーポイントアッププログラム)の利用した場合の楽天市場での高還元率などが強みといえるでしょう。楽天カードの基本概要は以下の通りです。

■楽天カード基本スペック

  • 基本還元率:1.0%
  • 年会費:無料
  • 国際ブランド:Visa/Mastercard/JCB/American Express
  • 海外旅行傷害保険:最高2000万円
  • ショッピング保険:付帯なし
  • 電子マネー:楽天Edy、Quick Pay
  • スマホ決済:楽天Pay、Google Pay、Apple Pay

三井住友カード(NL)、楽天カードともに年会費は無料。海外旅行傷害保険はいずれも最高2000万円です。基本のポイント還元率、国際ブランド、スマホ決済のラインナップは、楽天に軍配が上がりました。

ただし、実際の使い勝手は基本のスペックだけでは比較しにくいものがあるでしょう。次で詳しく見ていきます。

■三井住友カード(NL)のメリット・デメリット

三井住友カード(NL)の基本のポイント還元率は0.5%。楽天カードの1%の半分ではありますが、「得意なシーン」で上手に使うことで、還元率を大きく上げることも可能です。詳しく見ていきましょう。

■三井住友カード(NL)コンビニ、マクドナルドで5.0%以上還元

3大コンビニ(セブン-イレブン、ローソン、ファミリーマート)とマクドナルドでは、三井住友カード(NL)で決済すると5.0%還元となります。

「5%」の内訳は以下の通り。

  • 通常ポイント:0.5%還元
  • コンビニ3社・マクドナルドの利用:+2%還元
  • タッチ決済利用:+2.5%還元

5%の還元率にするためには、「Visaのタッチ決済」もしくは「Mastercardコンタクトレス」で支払うことが必要です。

カード現物をタッチするだけではなく、

  • Apple Pay:Visaのタッチ決済・Mastercardコンタクトレス
  • Google Pay:Visaのタッチ決済

でもOKです。

※2022年3月現在、Google Pay ではMastercardコンタクトレスは利用できません。

次の「家族ポイント」で説明しますが、この還元率はさらに増えます。

■家族ポイントでさらにアップ

2022年に始まった家族ポイントは、三井住友カード全般のサービスですが、特に「NL」の場合に有利になります。

三井住友カードの本カードを持った家族を登録すると、3大コンビニとマクドナルドとで、家族1人につき1.0%、最大5.0%の加算があります。NLホルダーなら、最終的には、最大10.0%還元となります。

■三井住友カードのVポイントはアプリで使える

三井住友カードを利用する付与されるのが「Vポイント」。Vポイントのおすすめ利用法は以下の通りです。

  • キャッシュバック(クレジットカードの支払いに充当)
  • Vポイントアプリにチャージ

クレジットカードのポイントキャッシュバックは、交換率が低下して損することが多いのですが、三井住友カードのキャッシュバックは1ポイント1円です。

また、スマホのVポイントアプリにチャージし、決済する方法も便利です。

Vポイントアプリは、クレジットカードのポイントには珍しく、カードからの「チャージ」が可能。電子マネーの性格も併せ持っています。

ただし、チャージ時のポイント還元率は0.25%と、基本の還元率の半分である点は、ややデメリットと言えそうです。

■マクドナルド・ファミマなら「楽天×三井住友」の合わせ使いで!

楽天カードと三井住友カード(NL)は、ときに一緒に使って役に立つお店があります。

  • マクドナルド
  • ファミリーマート

これらのお店では、次のようにして支払うと、最大限の利益を得られます。カッコ内はそれぞれのポイント還元率です。

  • 楽天カード裏面のバーコードを提示し、楽天ポイントを付けてもらう(0.5%)
  • 三井住友カード(NL)でタッチ決済する(5.0%以上)

もちろん、スマホアプリの楽天ポイントと、Apple PayまたはGoogle Payでの三井住友カードタッチ決済でもOKです。

■楽天カードの「ポイント還元」メリット・デメリット

ここまで、三井住友カード(NL)を軸に見てきました。ここからは楽天カードのポイント還元に目を向けます。

楽天カードは、基本の還元率が1%、楽天市場での還元率は3%という点では、常時安定したお得感があるといえるでしょう。

■楽天カードは「高還元率」

基本の還元率を比較します。

  • 三井住友カード(NL):0.5%
  • 楽天カード:1.0%
  • 楽天ペイを楽天キャッシュで使う:1.5%

最後の数字は、楽天カードだけでできる「楽天キャッシュ」チャージをして、楽天ペイで使ったときのものです。
この数字で使うと、三井住友カードの通常時の3倍です。

■楽天カードは「公共料金や税金の支払い」には不向き

安定した高還元率といえる楽天カードですが、メインカードとして使うには、ややお得感が下がった部分もあります。

2021年から、公共料金や税金の多くの還元率が、従来の5分の1にダウンしました。

大手電力・大手ガス・政令指定都市の水道、国民年金保険料などの支払い時に楽天カードを利用した場合、ポイント還元率は0.2%と業界最低レベルです。

税金支払いサイト等で、カード払いで支払う税金なども同様です。新電力や新ガスを除く公共料金・税金の支払いは、三井住友カードなど他のカードがおすすめといえそうです。

■まとめにかえて〜三井住友カード(NL)と楽天カードの強み〜

さいごに、三井住友カード(NL)と楽天カードについてまとめます。

  • 三井住友カード(NL):3大コンビニ、マクドナルドでは必携のカード
  • 楽天カード:公共料金・税金以外では、おおむね「まんべんなく」強みが発揮できるカード

ご自身のキャッシュレス使用状況に合わせて選ぶ、もしくは2枚持ちで「合わせ使い」も検討しながら、上手にメリットを引き出していけたら理想的ですね。

■参考資料

  • 【公式】三井住友カード(NL)( https://www.smbc-card.com/camp/numberless_gold-numberless/index.html?dk=cpc-goo-brd-pr-210575 )
  • 【公式】楽天カード( https://www.rakuten-card.co.jp/ )

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