【競馬】最強馬を5つの定義で選んでみた。伝説の名馬5頭を紹介


競走馬は世代交代が早く、そのときどきの「超一流馬」と呼ばれる優駿たちが、観る者の心をときめかせてきました。

多くの競馬ファンの心の中には、それぞれの「最強馬」が存在するでしょう。そして、「最強」の定義は人それぞれです。

今回は「最強馬」の定義を5つに絞り、それぞれの代表的な名馬をピックアップして紹介してみます。

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■「最強馬」の定義とは?

さきほども触れたように、「最も強い馬」の定義に正解はないでしょう。何が最強か、という視点から総合的に判断すると、以下の5つの要素にたどり着くかもしれません。

  1. 無敗
  2. 三冠馬
  3. G1最多勝利
  4. 馬場不問
  5. 距離不問

では、それぞれの「最強」に当てはまる代表馬を、1頭ずつ紹介します。

■【最強馬の定義・その1】無敗

最初にご紹介するのは、無敗の牝馬、クリフジ。戦前を代表する競走馬の1頭です。

■馬名:クリフジ

  • 昭和15年生まれ~昭和39年死亡
  • 生涯成績:11戦11勝
  • 主な勝利:オークス・ダービー・菊花賞

無敗馬は戦績が少ない馬であれば、相当な数の馬がいるでしょう。しかし、10戦以上で生涯無敗となると限られてきます。それが、トキノミノルとクリフジの2頭です。

このクリフジは、牝馬ながらダービーを勝利し、さらに菊花賞も制した正真正銘の怪物でした。

■【最強馬の定義 その2】三冠馬

次に紹介する名馬は、競馬ファンではなくても一度は名前を聞いたことがあるかもしれません。

■馬名:ディープインパクト

  • 平成14年生~令和元年死亡
  • 生涯成績:14戦12勝
  • 主な勝利:皐月賞、日本ダービー、菊花賞、天皇賞<春>、宝塚記念、ジャパンカップ、有馬記念

三冠馬は2022年3月時点で8頭。その中でも最も知名度がある馬といえば、やはりこのディープインパクトといってよいでしょう。

日本競馬史上2頭目となる、無敗でのクラシック三冠を達成した馬です。

ディープインパクトの凄さは、とにかく次元の違う末脚。常に後方からなで斬りにするような追い込みで、多くの人を魅了しました。

新馬戦で上がり33.1秒という衝撃のデビュー、そして2戦目は伝説となっている若駒ステークス。主戦騎手の武豊が、ディープインパクトのことを「走っているというより、飛んでいるようだ」とコメントしたのは有名です。

「日本競馬史上、最強馬は?」と質問すると、多くの競馬ファンから真っ先に名が挙がる1頭です。

■【最強馬の定義 その3】G1最多勝利(JRA+海外)

次にご紹介するのは、アーモンドアイ。2020年まで現役だったので、記憶に新しい人も多いでしょう。

■馬名:アーモンドアイ

  • 平成27年生
  • 生涯成績:15戦11勝
  • 主な勝利:桜花賞、オークス、秋華賞、ジャパンカップ、ドバイターフ、天皇賞<秋>、ヴィクトリアマイル

芝のG1・9勝と、これまでの7勝を抜き最多勝利馬となった馬です。

アーモンドアイの「すごさ」は、先行して上がり33秒台を連発するところでしょう。後方馬はなす術がありません。アーモンドアイは、この先行力で生涯安定した成績を残しました。

牝馬ながらG1で9勝は、歴史的偉業といえるでしょう。

引退レースのジャパンカップは、無敗の三冠馬コントレイル(牡)、同じく無敗の三冠牝馬デアリングタクトとの対決でした。

アーモンドアイも三冠牝馬だったため、「世紀の一戦」となりました。

■【最強馬の定義 その4】馬場不問

芝・ダート両方で実績を残す馬は多くいますが、アグネスデジタルより実績を残した馬はいないでしょう。

■馬名:アグネスデジタル

  • 1997年生~2021年死亡
  • 生涯成績:29戦11勝
  • 主な勝利:マイルチャンピオンシップ・安田記念・マイルチャンピオンシップ南部杯、天皇賞秋、香港カップ、フェブラリーステークス

アグネスデジタルは、海外レースでも勝利。まさに万能の馬でした。

そのハイライトは、当時の最強馬テイエムオペラオーを破った天皇賞秋でしょう。大外から豪快に差し切り、アグネスデジタルもまた、名馬であることを証明した一戦です。

環境や、馬場に左右されにくい「万能馬」としての強さを見せることができるのは、やはり「最強馬」と呼ぶにふさわしいといえそうです。

■【最強馬の定義 その5】距離不問

最後は1200m~3200mで勝利実績のある、タケシバオーです。

■馬名:タケシバオー

  • 昭和40年生~平成3年死亡
  • 生涯成績:29戦16勝
  • 主な勝利:朝日杯3歳ステークス、天皇賞春、スプリンターズステークス

競走馬には、それぞれの「距離適性」があります。しかし、タケシバオーにとって、どれが「ベストの距離」だったのかは計り知れない部分があるでしょう。

また、斤量(※)が65kgでも圧勝してしまうほどの強さでした。

天皇賞春を制した後に、スプリンターズステークスに出走し、そこで圧勝できるのは、やはり怪物といえる強さでしょう。

「どんな距離でも強い!」これも、「最強の定義」の1つかもしれません。

斤量:騎手、鞍などの総重量。競争馬は性別・年齢や、レースごとの基準により規定の負担重量を背負って出走する必要があります。

■まとめにかえて

今回は、「最強馬」の定義を5つ挙げ、それぞれの代表的な名馬をご紹介しました。皆さんの中の「最強の馬」は、どの1頭でしょうか。

■参考資料

  • JRA「名馬の殿堂」( https://www.jra.go.jp/gallery/dendo/ )
  • JRA-VAN広場 名馬メモリアル「アーモンドアイ」( https://jra-van.jp/fun/memorial/2015104961.html )
  • 株式会社毎日放送(プレスリリース)武豊が語る「ディープインパクトを唯一乗りこなせたレース」とは!? PR TIMES 2019年12月17日( https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000248.000031348.html )
  • JRA「負担重量」( https://www.jra.go.jp/keiba/rules/weight.html )

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